“後ろ姿”を見てほしい――ナナオが「FORIS.TV」新製品を発表(2/2 ページ)
音にこだわった点も新製品の特徴だ。左右のフルレンジスピーカーは、国内オーディオメーカーと共同開発。薄い筐体デザインの中に大容量の「バック・フラット・エンクロージャー」を確保し、本体底面にバスレフポートを備えた。たとえば32型の場合、12センチ径のユニットと2.8リットルのエンクロージャーを組み合わせた。サラウンド設定は「スタンダード」「ホール」「シアター」「スタジアム」の4つがあり、ヘッドフォン接続時にもサラウンド効果を楽しめる。
側面には、イヤフォン端子と並んで「携帯オーディオ入力」のミニピンジャックを用意した。ほかの入力との音量差が小さくなるように調整済みで、携帯オーディオプレーヤーなどのヘッドフォン出力と繋ぐだけでFORISのスピーカーを使って音楽を楽しめる。なお、内蔵DVDプレーヤーやポータブルオーディオを接続しているときは、リモコンの「BGM」ボタンを押してテレビ映像などを表示しておくこともできるという。
IPS方式の液晶パネルを採用
新製品では、32型と26型にIPS方式、20型にVA方式の液晶パネルを採用した。解像度はいずれも1366×768ピクセル(WXGA)で、輝度は500カンデラ。コントラスト比などの詳細は公表されていないが、新たに開発した映像プロセッサの搭載などにより、コントラストは従来の1.6倍にまで高めた(およそ1500:1)としている。また、IPS液晶パネルは120Hz駆動のオーバードライブにフレキシブル黒挿入技術により、動画の残像感を抑えた。
同プロセッサには、前述のコントラスト拡張にくわえ、自動シャープネス、明るさ自動調整、黒レベル自動調整という4つの機能を搭載した。「滑らかな階調表現、映像そのものの最適な細やかさや質感の表現、そして周囲の明るさに応じた見やすくて目に優しい画面設定を行う」(同社)という。
たとえば、画面内の密度が濃い(素材の多い映像)では、シャープネスを弱く設定することで映像ソース本来の細やかさを表現し、逆に密度の低い素材では強める。また映像の明るさをリアルタイムに制御し、極度に明るいシーンでは輝度を落とすなど目に対する刺激を抑えるという。本体前面のセンサーと連携し、部屋の明るさに応じて画面輝度を調整したり、外部の光(部屋が明るい)と判断した場合に黒レベルを自動調整する機能も備えている。
「FORIS.TV」の販売は、EIZO商品の直販サイトである「EIZO Direct」および直営ショップ「EIZO Galleria」が中心になる。EIZO Galleriaは、東京、大阪、福岡、仙台の4店舗。ただし、東京は11月に現在の丸の内から銀座に移転する計画だ。11月2日には、従来の2倍にあたる108坪の面積を持つ新店舗が、銀座3丁目の昭和通り沿いにオープンする。
なお、今回の新製品リリースに伴い、従来モデルは19型と26型のみ販売を継続。他の製品は「在庫限り」となる(26型は16万8000円に価格改定)。OCB液晶テレビが欲しい人は急ごう。
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