IE 7「苦難の」インストール体験(2/2 ページ)
画面上のメッセージによると、システムはいま、Microsoft Malicious Software Removal Toolを実行中らしい。これは、Microsoftが開発した悪性ソフトウェア排除ツールなのだろうか? それなら、すごい成長ビジネスになりそうだ。
次の画面によると、わたしはいま、IEに必要なアップデートを受信中のようだ。そして次は、IEのコアコンポーネントを受け取っているようだ。時計はまだ動いている。2時16分、システムの再起動を求めるメッセージが表示される。ここからは、インストールが急速に進められることになる。
わたしはラボの人間ではないが、これまでに多くのソフトウェアをインストールしてきた。わたしは、インストールを始める前にすべてのプログラムをシャットダウンすること、そして、新しいインストールの場合には、再起動ボタンを押すよりも完全にシャットダウンする方が良いことを知っている。システムを完全にシャットダウンしない限りは、コンピュータの小悪魔たちが常にシステムに潜伏しているような感じだからだ。
だが、再起動しろというのなら、そうしよう。おそらく、ほかの数百万人のユーザーもそうするだろう。どうやら、これでうまく行っているようだ。2時21分、システムはわたしの個人設定をセットアップ中らしい。
IEはインターネット接続を探し出し、http://runonce.msn.comにアクセスしようとする。わたしの信頼できるノートPCはそこで突然フリーズした。2時28分、システムは1月のウィニペソーキー湖(ニューハンプシャー州)よりも固く凍っているかのようだ。苦しんでいるわたしのThinkPadを解凍しようにも、スタートメニューのコマンドも使えなければ、[Ctrl]-[Alt]-[Delete]キーを同時に押すシャットダウン操作も使えない。わたしはハードウェアのリセットボタンを押し、そのまま待つ。
2時33分、リセットは行われたが、システムは起動を終えられそうにない。2時36分、わたしはシャットダウンボタンを押し、ドッキングステーションからThinkPad本体を取り外した。どうやらThinkPadの頭脳は、IEの新版や、XPとの相互作用、ドッキングステーションの負荷に圧倒されてしまったらしい。
コンピュータサイエンスらしからぬ原始的な方法と思われるかもしれないが、実際、この方法でうまくいった。ドッキングステーションから本体を外し、起動ボタンを押してみたところ、ついに、Windowsが起動した。そこで、わたしは本体をまたステーションに戻した。
では、IEを試してみよう。すると、画面には、次のようなメッセージが表示された。
Internet ExplorerはこのWebページを表示できません。
以下のような原因が考えられます。
- システムがインターネットに接続されていない。
- このWebサイトに問題が生じている。
- アドレスに入力ミスがある。
次の操作をお試しください。
- インターネット接続を確認する(接続を確認するために、別のWebサイトにアクセスしてみてください)。
- アドレスを再入力する。
前ページに戻る
詳しい情報
だが、インターネットにはちゃんと接続している。それは確かだ。なぜなら、信頼できるわたしのIBMアクセス接続ウィザードは、100Mbpsでインターネットに接続中であることを示していたからだ。
IE 7は再びMicrosoftのスタートアップページを探すものの、何度試してもうまくいかないようだった。わたしは、「オーケイ。今日はレドモンドのサーバが忙しい日なのだろう」と判断し、いつものwww.eweek.comにアクセスしてみた。
すると、ページは表示された。インストール開始からわずか40分間で、自分のページがいつもどおりにきちんと表示されているのを確認できた。そこで、わたしはIE 7を終了させ、またFirefoxを使い始めた。
でも、ビルもMicrosoftもどうか心配しないで。時間があるときにでも、またIE 7を試してみるから。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
グッスマ、顧客の2800人のカード番号全16桁+セキュリティコードなど流出か 下4桁は40万枚分
-
2
資さんうどん、従業員の退職理由などが外部から閲覧可能に 委託先の勤怠システムに設定不備
-
3
楽天カード、本人認証をワンタイムパスワードに統一 27年2月から順次
-
4
「PayPay連携の銀行から、お金全部盗られた」被害報告……原因と対策は? PayPayに聞いた
-
5
松屋の公式アプリとWebサイトが停止 不正アクセスを検知、モバイルオーダーや弁当予約も使えず
-
6
ベネフィット・ワンの委託先に不正アクセス セゾン会員向け優待サービスで約2.9万人分の個人情報漏えい
-
7
NEC、委託先の情報漏えいで謝罪 「セキュリティ事業を手掛ける企業として反省」
-
8
ANAの予約情報に不正アクセス、JALと同じ委託先経由で 個人情報をのぞき見た痕跡も
-
9
不正アクセスによる漏えい人数、半年余りでのべ2億6000万人に 日本人口の2倍超
-
10
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR