レビュー
新しい世界を体験――手軽に持ち歩く顕微鏡デジカメ「X-Loupe」(1/4 ページ)
デジカメを応用した製品として、趣味性の強いものといえば「デジスコ」がある。バードウォッチングをする人ならよく知っているだろうが、フィールドスコープとデジカメを組み合わせ、平気で光学数十倍、数百倍という超望遠が手軽に実現できるというもの。デジタル一眼レフの交換レンズなんて、600mmレベルでもあり得ない値段になってしまうので、デジスコの魅力は大きいだろう。
逆に遠くのものではなく、近くの小さなものをひたすら大きく撮るためのデジタル顕微鏡なんてシロモノもある。目では見ることができない世界を手軽に見られるデジタル顕微鏡は、10万円台と意外と手軽に買えるのだが、その名の通り顕微鏡なのだから、形は理科の授業でよく見たアレ。普通に持ち歩くにはちょっと難しい。
今回紹介するソリッドアライアンスの「X-Loupe」は、普通のデジカメに特殊なレンズをつけるだけで、最大150倍という高倍率で拡大撮影ができるというもの。ほとんど普通のデジカメを使う気分で、手軽にミクロの世界を体験できる。
3つのレンズを付けるだけで、最大150倍を実現!
X-Loupeのパッケージは、2006年3月発売のキヤノン「IXY DIGITAL 70」が専用デジカメとして付属。縦横幅がIXY DIGITAL 70とほぼ同じサイズのアタッチメント、3種類のレンズがセットになっている。
付属のIXY DIGITAL 70は「専用デジカメ」とされているが、“専用”をうたう理由はカメラのレンズ部にアタッチメント装着用のキャップが貼り付けられているため。そのキャップにアタッチメントを合わせ、軽くねじるように差し込むと装着できる。
IXY DIGITAL 70はもともと薄型コンパクトのスタイリッシュモデルだが、アタッチメントを取り付けることで厚みはかなり増す。それでも普通の顕微鏡を持ち歩くことを考えれば、ちょっと大きめのデジカメを持つぐらいなのではるかに手軽。
ちなみに本体サイズは93(幅)×87(奥行き)×62(高さ)ミリ(60xレンズ装着時)。IXY DIGITAL 70が86(幅)×21.7(奥行き)×53.5(高さ)ミリだから、厚みはレンズの分、相当分厚くはなるが、グリップのしっかりした高倍率ズーム機なんかと比べてもそんなに大振りなイメージはない。
3つのレンズは、60x、100x、150xの3種類の倍率を選べる。使い方はどのレンズを使ったときも同じで、IXY DIGITAL 70の光学倍率を3倍にセットして撮影すること以外は特殊な使い方は必要ない。
カメラの倍率を3倍にしておかないと、四隅がケラれる……というか中央部分しか写らない。3倍までズームすればケラレは解消するような構造になっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
5
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR