Dell、Vista搭載マシンの先行予約開始
米PCメーカーのDellが、今からVistaの注文を受け付けると表明した。
Dellは1月27日からMicrosoftのコンシューマー向けWindows Vistaの注文受け付けを開始すると発表文で述べている。
Microsoftは11月30日にエンタープライズ版のVistaをリリースし、コンシューマー向けは1月30日にリリースする予定だとしている。
Dellは一足早く注文を受け付けて、ほかのOEMと差別化を図りたい考えだ。他社はまだ、Vista搭載マシンの提供開始を発表していない。2大PCメーカーであるDellとHewlett-Packard(HP)は世界市場シェアをめぐりしのぎを削っているが、Dellはこの半年間、ライバルのHP相手に苦戦している。
Dellは米国市場でわずかにリードしているが、2006年下半期はHPが世界PC販売で首位に立った。通年では世界PC出荷でHPとDellが実質的にトップに並んだ(1月18日の記事参照)。
ほかの主要PCメーカーと同様に、Dellはエンタープライズ版のVista搭載とサポートを発表、大企業と中小企業の両方に売り込みたい考えだ。Gartnerは、IT管理者がエンタープライズ版Vistaへのアップグレードに着手するのは早くても1年半後になると予測している。
しかし、コンシューマーとスモールビジネスはもっと早く新OSの採用を始める可能性がある。コモディティ化が相当進んだ市場の中で差別化を図りたいOEM各社にとって、これは追い風となるかもしれない。
Dellによれば、コンシューマー版のVistaにはエンジニアがテストと検証に10万時間以上をかけ、50万以上の製品構成で実験を実施。Vista関連の質問に対応するため、サポートと販売要員の研修にも21万5000時間を費やしたという。
DellはVistaユーザーに対し、デュアルコアまたはクアッドコア(4コア)プロセッサ搭載のデスクトップPCおよびノートPCを推奨している。DellのPC向けデュアルコアプロセッサはAMDとIntelの両社が製造している(2006年11月9日の記事参照)。米ラスベガスで開かれたInternational CESで、IntelはクアッドコアプロセッサをメインストリームのデスクトップPC向けに出荷開始すると発表した。
プロセッサ以外のDellの推奨仕様は、メモリ2Gバイト、メモリ256Mバイト以上の専用グラフィックスカード、大容量HDDとなっている。
Dellは英語版のほか、フランス語、ドイツ語、スペイン語、日本語版のVistaを提供する。そのほかの言語も後日追加予定だという。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR