「次の参院選にも出馬したい」 “政治2.0”の神田敏晶氏
「3年後の参院選にも出たいですね」――ネットを活用した選挙や政治を推進したいと、参院選東京選挙区に出馬し、落選したビデオジャーナリストの神田敏晶氏は、次の参院選に早速意欲を見せている。
神田氏は、「インターネットによる選挙を今すぐにでも解禁し、そこから“政治2.0”を始める」というマニフェストを掲げて出馬。公示前は「現行法のギリギリのところまでのインターネット選挙活動を推進する」とブログなどで表明していたが、公示後はブログやTwitterの更新をやめ、ネット上での活動を控えた。
総務省などによると、公職選挙法はネット上での「選挙運動」を禁止しているが、「政治活動」ならOK。自民党や民主党は今回の選挙戦で、政治活動と称して公示後もWebサイトを更新した。ただ候補者個人のWebサイト更新などは選挙運動とみなされる可能性が高いため、各党とも候補者サイトは更新を止め、党のサイトにも候補者の名前を出さないなど配慮していた(関連記事参照)。
「無所属のぼくは個人サイトしかないから全く更新できない。ブログスフィアの方々にブログ上での応援をお願いするのも公選法違反になる。公選法は昭和25年(1950年)にできた法律。時代にまったく合ってない」と神田氏は悔しがる。
メディアの扱いにも腹が立ったという。「テレビなどメディアに報道してもらって認知度を上げようと思ったけれど、“主な候補”でないぼくは報道されない。不公平だ」
ネットもテレビも利用できないことが分かった神田氏は結局、街頭演説に立つことに。演説を始めたのは投票日の1週間前で、ほんの1~2時間程度だったという。
神田氏の得票数は1万1222。「八丈島からも投票があった」とうれしそうに言う。「ぼくが露出したのは、選挙公報と短い街頭演説、政見放送ぐらいだった。それでも1万人以上の人が動き、ぼくの名前を書いてくれた」
次の出馬に向け、まずは政党を立ち上げたいという。「今回も政党を作りたかったが時間が足りなかった。次回は政党を立ち上げ、寄付も募りたい。まだ3年もあるから、いろいろ準備できると思う」
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