CEATEC JAPAN 2007
「バックライトはリアプロです」――日立ブース(1/2 ページ)
厚さ19ミリの「New Style TV:次世代薄型TV」に注目が集まる日立製作所ブース。展示場所の前には長蛇の列ができ、やっと辿りついても「鑑賞時間は5分」に制限されるという人気ぶりだ。
次世代液晶TVはIPSαが開発したもので、画面サイズは32インチ。解像度は1280×768ピクセル(WXGA)ながら、19ミリ(最薄部)という薄さはインパクトが大きい。ブースでは薄さを生かして「壁掛けテレビ」やスタイリッシュなスタンド型テレビを提案していた。2009年の製品化を予定している。
そしてもう1つ。ディスプレイ関係で注目を集めているのが、ユニークな仕掛けでコントラスト性能を飛躍的に高めた「高コントラストハイブリッドモニター」の技術展示だ。コントラスト比はなんと800万:1以上という。
ハイブリッドモニターは、リアプロジェクションTVと液晶テレビを合体させたもの。リアプロのスクリーンを取り外し、代わりにバックライトのない液晶パネルを組み付けている。
「プロジェクターと液晶パネルに同じ映像を映し出すと、既にバックライトにコントラストがある状態となり、目に見える(液晶パネルの)コントラスト比は“かけ算”的に上がる」(同社)。
ハイブリッド化の利点はそれだけに止まらない。たとえば映像の赤い部分では光源が既に赤いために色純度が向上する。また黒い部分も光源の暗さが影響して“引き締まった黒”を表現できるという。もちろんテレビの奥行きはリアプロ相当になってしまうが、同社の調短投写距離フロントプロジェクター「CP-A100J」に使用された「自由鏡面レンズ・ミラー」を応用すると、47インチでも奥行き20センチ程度に収めることが可能だ。
ただし、残念ながら製品化の予定はないという。「リビングルームでは数千:1のコントラストがあれば十分。800万:1ものコントラストを必要な市場があるのかわからない。また価格も“2台分”とまではいかないが高価になってしまう」(同社)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR