特集:薄型テレビにあわせる一体型スピーカー
圧倒的なサラウンド感を実現した一体型、ソニー「RHT-S10」(1/3 ページ)
ソニーの「RHT-S10」は、AVアンプと5.1chスピーカーを薄型ボディに凝縮した一体型サラウンドシステムだ。同社の液晶テレビ、「BRAVIA」シリーズとの組み合わせを主眼に置いた製品だけに“ソニー純正組み合わせ”に対しては、いくつかのメリットが用意されている。
その最大のポイントとなるのが、「ブラビアリンク」への対応だ。対応製品(X5050/X5000/ W5000/F1/V1/J1 /V5000/V3000シリーズ)とHDMIケーブルで接続することによって、電源オン/オフの連動やボリュームコントロールはもちろん、画質モードや音声入力の切替などもテレビ用リモコンを使って操作することができる。
とはいえ、他社製品との組み合わせであってもHDMIの標準的なリンク機能――つまり電源連動やボリュームのコントロール程度は行えるので、ディスプレイが他社製品だからといって敬遠する必要はない。HDMI搭載の最新フラットディスプレイであれば、充分な利便性を享受できるはずだ。
次のメリットは、やはりデザイン的な整合性だろう。BRAVIAシリーズ、なかでも今回のレビュー用に借りた「KDL-40W5000」のフレームは、メタリック調のブラックであり、スピーカーが内蔵されているため細かいパンチングが施されている。RHT-S10の前面も同じようなパンチングメッシュカバーが用いられているため、見かけのマッチングはとても良い。純正スタンドを利用すればディスプレイのすぐ下にピッタリ配置できるので、まるで一体型のような雰囲気にレイアウトすることもできる。
さて、内部に目を移そう。搭載されるスピーカーは、メインの5ch用として5センチ径のフルレンジが5つ、サブウーファー用として10センチユニットが2つ用いられている。このうちフルレンジユニットは、ボディ前側にセンター/左右のスピーカーらしき3つと、後ろ側にリアスピーカー用らしき2つを配置。とはいっても壁の反射音を積極的に活用するタイプではないようなので、どれがどの役割、という厳密な線引きはなさそうだ。またサブウーファーは後ろ向きに配置。同時にバスレフ構造のボックスにマウントすることで、低音側への伸びと量感をカバーしている。
パワーアンプは、いまやソニーお得意芸といえるまでになったフルデジタルアンプ、32ビット「S-Master」を採用。小型化と音質劣化の低減を両立させ、一体型システムながら本格的なシアターサウンドを実現している。
一方でサラウンドシステムには、独自のバーチャル技術を用いた新開発の「S-Force PRO フロントサラウンド」を搭載した。この技術は、人間が音源の位置を認知する位相差を積極的に活用して、これまでの一体化サラウンドシステムでは物足りなかった“広がり感”や“空気感”を表現するというものだ。プリセットされているサラウンドモードは、「スタンダード」「シネマ」「ミュージック」「スポーツ」「ニュース」「ポータブルオーディオエンハンサー」の6種類。ちなみにサラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、DTS、ドルビープロロジック、ドルビープロロジックII、AAC、リニアPCM(2ch/5.1ch/7.1ch)と幅広く対応している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
9
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
10
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR