画質だけじゃない
全方位の進化を果たしたパナソニック「DMR-BW930」(前編)(5/5 ページ)
ついに搭載された自動チャプター機能は2番組同時録画にも対応
DIGAシリーズも遂に……、というより、ようやく搭載されたのが自動チャプター機能だ。機能としてはON/OFFしかなく、番組の本編とCMの境目を自動検出して録画時にチャプターを自動設定してくれる。2番組同時録画時には2番組で機能する。もちろんDIGAシリーズの場合、2番組同時録画対応機でも録画ユニットを明示的に指定する概念がないため、こうせざるえないのだろう。ともあれ視聴時、編集時ともに活用できる自動チャプターは、ユーザー待望の機能といえる。
実際に使ってみると、チャプター位置の設定精度は高いのだが、検出精度としてはいまひとつ。音声の変化やシーンチェンジ、フェードといった要素から判断していると思うが、CMとCMの間にチャプターが設定されてしまう場合もあった。ただし、本編とCMの境目にチャプターを設定し忘れることはほぼ皆無だったので、スキップボタンを操作して本編のみを効率よく視聴するといった使い方なら十分に役にたつ。また編集時にも有効なので、CMカット作業なども楽になるだろう。同様の機能で先行したソニー、東芝製品はかなりの精度になっているので、今後の製品での作りこみにも期待したい。
なおチャプターを本編、CMといった形で識別する機能はないし、そもそもプレイリストをサポートしていないので自動チャプターの活用幅が狭い。ソニーや東芝の製品とは狙っている購買層が違うのだろうが、自動チャプターの精度向上と同時に活用幅の拡大にも期待したい。それから、ダビング10を生かすという点でもプレイリストのサポートは必要だろう。確かにプレイリストという考え方が分かりにくいというのも分かるのだが。
このほか、「自動CM早送り」と呼ぶ機能も備えているが、これは音声情報だけを活用して本編がステレオ以外、CMがステレオの場合にステレオ音声の部分を早送りするというVHSデッキでも実現されていた原始的な機能で、DRモードで録画した番組では機能しない。
次回はさらに低ビットレートなAVCRECでの録画モードも追加された録画画質、ダビング、大幅に強化されたネットワーク機能などに触れていく。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR