ちょっと大きくなりました
3ダイヤルで操作性アップの新Gシリーズ3代目――「PowerShot G10」(1/3 ページ)
露出補正もダイヤル操作
「PowerShot G」シリーズの最新モデル、「PowerShot G10」はクラシックなカメラを連想させるデザインに、ブラックの高い質感の外装を備えた高級コンパクトデジカメ。ボディデザインの方向性は、前モデル「PowerShot G9」(以下 G9)と変わっていない。
ただ、細部にはいくつかの変更点があり、正面から見るとフラッシュのある右肩が平らになり、よりクラシカルな印象になった。スペースが空いてストロボが太くなったのも細かい変化。そのためかどうかは分からないが、ストロボの範囲がワイド端で60センチ、テレ端で30センチほど伸びている。
グリップはG9よりも大きく深くなった。これまでは指がかかる部分だけにラバーが設置されていたが、グリップの大部分を覆う形になった。この変更で、持ちやすさが大きく向上している。
ずっしりと重いボディは、質感の高さの裏返しでもある。ポケットや女性の小さいバッグから取り出してサッと撮る、という用途には向かないが、首からさげて本気で撮影する気にさせる魅力がある。
デザイン上の大きな変更点の1つは、右肩にあったISOダイヤルが移動したことだ。左肩にISO/モードダイヤルが重ねて配置されるレイアウトに変更された。従来のISOダイヤルの場所には、ボディに半ば埋め込まれるようなかたちで露出補正ダイヤルが設置された。ISOダイヤルのように指でつまむように回すのではなく、親指の腹でこするように回す感じ。なかなか操作しやすい。
これまでのGシリーズでは、露出補正をする際には露出補正ボタンを押し、背面のコントローラーホイールを回すという動作が必要だったが、ダイヤルが搭載されたことで動作が1ステップ減り、素早い変更が可能になった。
背面のデザインに変更はない。液晶サイズはG9と同じ3.0型だが、約23万ドットから約46.1万ドットに高精細化し、見やすさが大きく向上した。液晶の質は一見してかなり高く、美しい。
背面ボタンレイアウトに変更はない。液晶右側にコントローラーホイールがあり、その中に十字キー、さらにその中にFUNC./SETボタンがある。十字キーには上がMF、右がフラッシュ、下がドライブモード、左がマクロ切り替えが配置される。
コントローラーホイールの周囲には4つのボタンがあり、左上がAFフレーム選択、右上が測光、右下がMENU、左下はDISPが配置されている。G9は右上が露出補正ボタンだったが、ダイヤルの新設に伴って変更され、測光の切り替えが割り当てられた。また、ボタンそのものも若干大型化したため押しやすくなった。
背面右肩にはAF/AEロックボタン、光学ファインダー右には再生ボタン、左にはショートカットボタンが従来通り設置される。再生ボタンは、G9の光沢のあるシルバーではなく、ほかのボタンと同じくブラックになった。また、シャッターボタンもバヨネットリングの一部もシルバーからブラックに変更され、ほとんどブラック一色になった。この変更は悪くない。
ダイヤルを回すというアナログな操作が増え、カメラを操作するのが楽しくなる感じで個人的には好感触。ダイレクトによく使う機能が操作できるので使い勝手も向上しているし、持ちやすく、液晶も見やすくなり、より使いやすくなっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR