フルHDビデオカメラ新時代(4)
高い実力と充実の付加機能をコンパクトボディに凝縮 Everio「GZ-H570」(2/2 ページ)
多彩な付加機能も楽しめるお得感の高い1台
GZ-HM570は基本的な性能の高さだけでなく、付加機能の充実ぶりも魅力。通常の1/2倍から1/10倍という超スローモーション映像を簡単に撮れる「ハイスピード撮影」、雲の動きや植物の開花などを観察するのに適した、30倍~2400倍の超早回し映像を撮るための「タイムラプス撮影」といった機能を使えば、肉眼では通常目にすることのできない、ビデオカメラによる映像ならではの世界を楽しめる。
前者は最大で毎秒600コマという超高速度撮影を行なうもので、解像度は落ちてしまうものの、スローモーションでも滑らかな映像が得られる。最も効果の大きい10倍速の撮影では、実時間で言えば2.4秒間しか撮れないので練習は必要だが、ミルクウラウンや昆虫の羽ばたきといった「わかりやすい」被写体だけでなく、日常生活の何気ないシーンでも意外な発見が楽しめそうだ。
一方の後者は、最も早まわしになる設定では、1分20秒ごとに1コマしか撮影しない(1秒間の映像を撮るのに40分もかかる)ので、カメラを三脚に固定し、設定もオートではなくフォーカスやホワイトバランスなどをマニュアルで設定したほうがキレイに撮れるといった多少のコツはあるものの、こちらも手軽に楽しめるのがいい。
さらに、Bluetoothユニットを本体に内蔵したのもユニークで、対応の周辺機器をワイヤレスで簡単に接続できるようになった。たとえば、対応スマートフォンでカメラを遠隔操作したり、GPSユニットを接続して映像に位置情報を付加しておき、あとからPCに取り込んだ際にGoogle Earthと連携させたりといったことが行なえる。こうした付加価値的な利用だけでなく、イヤフォンを接続すれば、撮影中に音声がちゃんと録れているかどうかをワイヤレスで確認できるから、実用面でもありがたい機能だ。将来的にはiPhoneから遠隔操作するアプリなども登場が期待できる。
今春各社が力を入れてきたシーン自動認識機能は搭載されず、オートとマニュアルの撮影モード切り替えもメニュー画面を通してソフトウェア的に行なう仕様と、撮影時の安心感ではライバルに一歩譲る印象を受けた。とはいえ、今回の試用を通じて、オートでもさまざまなシーンへの優れた対応能力を実感できたし、不意にボタンを触ってしまい、マニュアルモードへ切り替わってしまうといったこともないので、実際には安心して被写体に集中できる。何より、今春モデル全体を通しても上位に食い込めるほどの高画質、ビデオカメラならではの付加機能、そしてコンパクトなボディーに手ごろな価格といった基本的な部分が高いレベルでまとまっている。検討の候補には必ず入れておきたい1台だ。
モデル:倉岡生夏(くらおか きなつ)
1991年7月17日生まれ、東京都出身、AB型。チョコレート大好き(1日約1キロ食べています)! 動画共有サイト「zoome」で「チョコ姫★倉岡生夏」ムービー日記更新中
チョコ姫★倉岡生夏:http://zoome.jp/kinatsu/
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR