デジタルで写真を遊びたい人へ カシオ“EXILIM”「EX-ZR100」(1/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
相変わらずカシオは面白い。
他社に先駆けて高速なCMOSセンサーを搭載した「HIGH SPEED EXILIM」シリーズは、単純に連写がはやいというにとどまらなかった。「高速連写をどう生かすか」を考えた末、ダイナミックレンジ拡張、いわゆるHDRに目をつけたのである。
まあそれだけなら既に複数社の手がけるところだが、2010年秋モデルの「EX-ZR10」では極端にHDR処理をかけて彩度を上げてコテッとした独特の絵を作り出し、それを「HDRアート」として売り出した。そして、2011年春の「EX-ZR100」では撮影モードに「HDR」と「HDRアート」の2つをつけちゃったのである。
これはもう「HDRアートでばしばし撮りまくって遊べ」といわれてるとしか思えない大胆さ。だからたくさん遊んでみたのだ。
高倍率ズーム化した上位モデル
秋にZR10が出たばかりなのに翌春にはもうZR100であるが、後継機ではなく、ZR100が上位モデルだと思っていい。ZR100の方が若干大きくて重く、レンズも12.5倍(24~300ミリ相当、ZR10は8~196ミリの7倍ズームレンズ)と高倍率になっている。
レンズの明るさはF3.0-5.9で、撮影最短距離は約1センチ。ワイド端では約5センチだが、そこから望遠側にズーミングすると撮影最短距離が短くなっていき、42ミリ相当の時だと約1センチまで近寄れる。さらに76ミリ相当では7センチまで寄れ、それより望遠側では30~50センチが最短となる。こうして書くとややこしいが、使って見るとなかなかマクロ撮影をしやすい仕様でよい。
ISO感度は100から3200まで。撮像素子は1/2.3型 有効1200万画素の裏面照射型CMOSセンサー。ZR10と同じだろう。フルハイビジョン動画のほか、ハイスピードモデルなので連写速度は最高秒30コマでハイスピード動画も撮れる。高速な画像処理エンジンの搭載によってか、起動も操作時の反応もきびきびしてて使っててストレスがたまることはまずない。これはよいことだ。
撮影モードダイヤルで分かるZR100のユニークさ
ZR100の面白さは撮影モードダイヤルに表現されており、それを見るのが一番手っ取り早い。A(絞り優先)/S(シャッタースピード優先)/M(マニュアル)の3つを除くと以下の通り。
- プログラムオート
これがもっとも普通の撮影モードで細かい撮影設定が可能となっている。HSボタンを押すと高速連写モードに入る。
高速連写は半押しにした時点からバッファに撮影を始めるのでシャッターを押す直前の写真の記録可能(パスト連写)。HIGH SPEED EXILIMの一番の特徴だ。初期のHIGH SPEED EXILIMは目いっぱい連写すると、バッファにたまった画像をメディアに書き込んでいる間待たねばならなかったが、最近のモデルでは書き出しがバックグラウンドでの処理になり、バッファが空いた分だけすぐ次の撮影ができる。すばらしい。
- プレミアムオート
いわゆるシーン自動認識モードだが、風景(青空や緑)や人物と判定するとそこだけデジタル補正処理をかけるなど、見目麗しくなるよう、お化粧してくれるカシオらしい機能。派手目の写真を残したいときはこれ。記録より記憶って感じ。
- スライドパノラマ
カメラを振るとパノラマが撮れる、パノラマ撮影機能。ソニー風にいうと「スイングパノラマ」だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
10
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR