Googleのシュミット会長「Motorola買収は特許だけが目的ではない」と明言
米Googleのエリック・シュミット会長は9月1日(現地時間)、米サンフランシスコで開催のDreamforce 2011でsalesforce.comのマーク・ベニオフCEOと行った対談で、米Motorola買収や米Appleや米Microsoftとの特許戦争について語った。
ベニオフ氏がMotorola買収について質問すると、シュミット氏は「われわれは特許のためだけに買収したわけではない。Motorolaの製品を獲得し、同社のブランド、製品技術、エンジニアを利用できることを楽しみにしている。(中略)ハードウェアとソフトウェアを統合できる分野を少なくとも1つ持つのはいいことだ」と答えた。
Googleは8月にMotorolaを約125億ドルで買収すると発表した際、この買収をAndroidにとって脅威となる競合プラットフォームへの対抗策の一環であるとし、特許ポートフォリオの充実がAndroidを守ることになると主張した。
Nortelの特許競売でAppleやMicrosoftなどの企業連合に敗れたことにも触れた。「特許問題はひどいことになっている。1990年代から2000年初頭にかけて非常に広い範囲のソフトウェア特許が認められ、今になって業界がこれらの特許を無効にするために多くの時間を費やしている」とし、Nortelの特許の競売は10億ドル程度で決まると考えていたところ、企業連合が45億ドルを提示した時点で、あまりにも高額だと思い、降りたと語った。「はっきりさせておきたいのだが、Googleのような企業には、こうした戦いで勝てるだけの金があるし、われわれには優秀な特許専門の弁護士もついている」としつつ「こうした特許戦争の加熱はソフトウェア業界の発展を遅らせる恐れがある」と語った。同氏はソフトウェア特許の問題解決に向けて、米連邦政府に法の改定を働き掛けているという。
記事該当部分は最後の数分間
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
5
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR