Zynga、“Facebook外”のゲームサイト「Zynga Platform」を発表
米Zyngaは3月1日(現地時間)、ソーシャルゲームサイト「Zynga Platform」を発表した。今月中にβ版をZynga.comで公開する計画という。
Zynga Platformでは、CityVilleやZynga Pokerなど、米Facebookのサービス内で人気のゲームのほとんどを、“Facebookの外で”プレイできる。ただし、プレイするにはFacebookのアカウントでログインする必要がある。
Facebookではゲームのフィードは他の一般フィードにまぎれてしまうが、Zynga Platformはゲーム専門のサービスのため、ゲーム仲間(zFriendと呼ぶ)とFacebookでより強い関係を結べるという。また、Facebookでのゲームにはない、ゲーム内でのリアルチャット機能も利用できる。
同社のマーク・ピンカスCEOは同サイトの立ち上げ理由を、より多くのソーシャルゲームを、より多くの人々に届けることだとしている。Zyngaは昨年10月、「Project Z」としてこのサイトの計画を発表していた。
ピンカス氏は、「Facebookエコシステムの一員であることに誇りを持っており、Zynga.comの立ち上げはFacebookのソーシャルグラフを補完するものだ。Zynga.comはFacebookと完全に統合された初の独立サイトの1つになる」と説明する。
Zyngaは、Facebook内のソーシャルゲームで成長した新興企業。昨年10月に株式上場を果たした。同社は米証券取引委員会(SEC)への申請文書で、同社の売り上げのほとんどがFacebookに依存していることをリスク要因の1つに挙げている。一方のFacebookは2月に公開したIPO申請文書で、2011年の売上高の12%がZyngaからの収入だったことを明らかにしている。
Zyngaはまた、サードパーティー開発者がZynga.com向けのゲームを制作するためのプラットフォームも発表した。既に数社のゲーム企業がパートナーになっている。年内には「Zynga API」の提供を開始する計画だ。開発者は「zCloud」でゲームを公開し、分析ツール「ASN(Active Social Network)」を利用できるという。Zyngaは独自のエコシステムを展開することで、Facebookへの依存度軽減を目指す。
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