salesforce.com、メールマーケティングのExactTargetを25億ドルで買収
米salesforce.comは6月4日(現地時間)、企業向けメールマーケティングサービスを手掛ける米ExactTargetを買収することで合意に達したと発表した。salesforce.comがExactTargetの発行済み普通株のすべてを1株当たり33.75ドルの現金で買収する。買収総額は約25億ドルと同社史上最高額。取引は7月31日までに完了する見込みだ。
ExactTargetは、2000年創業のインディアナ州インディアナポリスに拠点を置く公開企業(2012年3月IPO)。顧客へのクーポンや明細通知などの発行を含む、メールによるマーケティングのためのクラウドベースのソリューションを企業に提供する。Coca-Cola、Gap、Nikeなどをはじめとする6000以上の企業が同社のサービスを採用している。
salesforce.comはExactTargetを、同社のクラウドマーケティングソリューション「Salesforce Marketing Cloud」に統合する計画。同社は発表文で「ExactTargetのマーケティング自動化およびキャンペーン管理能力とsalesforce.comのソーシャルマーケティングソリューション──Radian6のリスティング機能、Buddy Mediaのパブリッシング機能、Social.comの広告機能──の組み合わせは、企業のCMO(最高マーケティング責任者)に最適なマーケティングプラットフォームを提供する」としている。
同社は2011年にRadian6を、2012年にBuddy Mediaをそれぞれ買収した。Social.comは、同社が4月に発表したFacebookなどのソーシャルサービス上の広告キャンペーンを自動化するツールだ。
同社のマーク・ベニオフ会長兼CEOは先月、東京で開催したプライベートイベント「Customer Company Tour 東京」において、クラウド、ソーシャル、モバイルの技術革新による“カスタマー革命”を説き、salesforce.com自身も“カスタマーカンパニー”を目指すと語った。
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