麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」
大画面なら4Kは当たり前? 東芝レグザ「Z8Xシリーズ」が示す“次の一手”(3/3 ページ)
麻倉氏:「高解像度シネマモード」もいいですね。復活させるテクスチャーも自然で精細感があり、コントラストと階調のバランスもいい。強調しない自然なテクスチャー再現や輝き復元がBDソースにもよく効いている印象です。シネマモードは開発中から何度も見ていますが、発表前後の2週間でかなり画質が向上したことが確認できました。
麻倉氏:画質はシステムがあればよいというものではなく、使いこなす人がいなければいけません。今回、東芝の技術者は新しい道具をうまく使いこなしたと思います。例えば、2Kで何度も見たBDソフトをZ8Xシリーズで見直してみたら、きっと新鮮な発見があると思いますよ。
麻倉氏:欲をいえば、コントラストをさらに上げるために直下型LEDバックライトとローカルディミンングが欲しいです。また色再現性へのこだわりがトレンドになりつつあるので、その方面への目配りもほしいところ。しかし、第2世代の4Kテレビとして、的確にツボを押さえていますね。
――まだ高価という意見も多いと思います
麻倉氏:価格に対する評価は人それぞれです。発表時の実売想定価格では58V型がインチ1万円を切りました。ソニーも近い水準だと思いますが、東芝には「タイムシフトマシン」という明確な差別化要因があるので、そこを重視する人には訴求力が高いのではないでしょうか。また、9月末までにZ8Xシリーズを購入すると4.5Tバイトの純正HDDが付いてくるそうですね。単体で購入すると7万円もするオプションですから、それも考慮に入れるべきでしょう。
麻倉氏:私も「Z7シリーズ」を使っていますが、リモコンの「タイムシフトマシン」ボタンが電源ボタンになってもいいと思うくらい便利です。Z7シリーズのユーザーの中には、意外にも外付けHDDを付けない人がいるそうですが、私には信じられません。放送波を楽しむには一番おいしい部分を使っていないのですから。いずれにしても大画面・高精細なZ8Xシリーズでタイムシフトマシンを使えるのは大いに魅力だと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
麻倉怜士の「デジタル閻魔帳」
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR