「Xbox One」日本で2014年発売 クラウド連携で「全てのエンタメをこれ1台に」
日本マイクロソフトは9月17日、次期ゲーム機「Xbox One」を国内で初公開した。ゲームのほかテレビ番組や映画、音楽、アプリなどさまざまなコンテンツを音声/ジェスチャーで瞬時に切り替えられるのが特徴で、「全てのエンターテインメントをこれ1台に集約した」(泉水敬 執行役)と自信をみせる。北米や欧州などでは11月22日、日本では2014年に発売予定。
開発を担当した米Microsoftのフィル・スペンサー氏は「Xbox 360の後継機について考え始めた時、『同時に2つ以上のことをしたい』というユーザーニーズがあることに気がついた」と振り返る。Xbox Oneは、ゲーム、Webブラウジング、友人とのコミュニケーション――といった複数のタスクを「1つの画面上で行える据え置き機」というコンセプトで開発してきたという。
その中心となるのが、クラウド連携による処理性能の向上だ。Xbox Oneは本体にAMD製8コアプロセッサと8GバイトRAMを備えるほか、「サーバ30万台で構成されるクラウド基盤」との連携機能を搭載。通信状況に合わせてハードウェア/クラウド上での演算処理を振り分けることで処理性能を高め、さまざまなコンテンツをストレスなく利用できるようにしたという。
音声/ジェスチャー操作機能も拡充した。センサーデバイス「Kinect」を標準搭載し、プレイヤーは手を上げたり身体を傾けたりしてゲームを操作できる。音声認識では「Xbox ON」と声をかけて本体を起動したり、ゲームのプレイ中に他のソフトや映画などに一声で切り替えたりできる。このほか、音声操作で画面のスナップショットを撮影して瞬時にWeb公開することも可能だ。
ホーム画面はWindows 8風のタイル調デザインを採用し、ユーザーが自由にメニューをカスタマイズできる。Kinectの顔認識によるログインにも対応。ユーザーデータはクラウド上で保存されるため、複数のユーザーが自分のXbox oneで登録したユーザーデータに1つの端末からログインして対戦する――といったこともできる。
北米や欧州市場では11月に発売する新端末を、日本では2014年に発売。スペンサー氏は「Xbox Oneの機能をフルに使うには音声認識が欠かせない。さまざまな言語に対応するためには時間がかかる」と説明する。今後は音声認識機能やテレビ番組との連携機能などのローカライズを進め、2014年内に「日本向けにも完璧な状態で発売したい」(スペンサー氏)としている。
Xbox Oneは、幕張メッセで9月19日から開催される「東京ゲームショウ 2013」で一般展示予定。
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