iPadでRAWデータを扱える「Lightroom Mobile」速攻レビュー Lightroomとクラウド連係 自動同期もOK(1/2 ページ)
iOS向けの画像加工/管理ソフトは数あれど、アドビから提供開始されたiPadアプリ「Lightroom Mobile」(iTunes Store)はRAW現像ソフトの定番、「Adobe Photoshop Lightroom 5」(以下LR5)と連係するユニークなアプリ。
iPadからLR5のライブラリに収納されている画像を閲覧できるので、ビューワーとしてはもちろん、ちょっとした画像補正をiPadから行えるという気軽さもある。ただ、LR5との連係が前提という分かりにくさもあるので、ここではまず、使い勝手を中心に紹介していこう。
まずは下準備 Creative Cloudへの加入が必要
利用に際してはLightroom Mobileのダウンロードが必要となるが、同時にLR5も最新の5.4にバージョンアップする必要がある。さらには2つの同期にはAdobe IDが用いられるため、こちらも事前に準備しておく。
ただ、Lightroom Mobileの利用に際しては、「Photoshop写真家向けプログラム」「Creative Cloud個人版通常版」「Creative Cloudグループ版通常版」「Creative Cloud学生・教職員個人版」といずれかのAdobe Creative Cloudへの加入が前提となっているため、LR5を単体サブスクリプション契約で利用している場合、またはパッケージで購入しているだけの状態では、Lightroom Mobileを利用できないことに注意したい。
なお、LR5の30日体験版(ダウンロードはこちら)でも、Lightroom Mobileは利用可能。Adobe CCを未契約ならば、まずは体験版で試用することをお勧めする。
Lightroomをバージョンアップ
LR5は最新の5.4にバージョンアップすると、左上「Lr」ロゴの右に「Lightroom Mobileをはじめる前に」の文字が現れる。ここをクリックするとAdobe IDによるサインインダイヤログが登場する。サインインすると、Adobe IDで登録している名前が表示され、Lightroom Mobileの同期/非同期を選択できるようになる。
次は同期する写真の指定。指定は「コレクション」単位となっており、コレクションの左にある矢印をクリックすると同期が開始される。新規コレクションを作成する際「Lightroom Mobileと同期」にチェックを入れると、作成と同時に同期が行われる。
同期といっても、画像データをすべてサーバへアップしているわけではなく、「スマートプレビュー」(接続されていない外付けHDDにファイルがあるなど、実ファイルが存在しない状態でも画像の編集が行える機能)を応用したメタデータのみがアップロードされる。
実ファイルすべてを同期対象としないのでアップロード自体はさほどの時間がかからないが(理屈では)、パソコンのスペック次第ではスマートプレビューのデータ生成のほうに時間を食う。ちょっと意地悪な設定だが、Core i5搭載のパソコンでEOS 5D Mark IIIで撮影したJPEGとRAW混じりのファイル1300枚あまりを一度に同期対象としたところ、プレビュー生成からアップロードを含めた処理終了まで約1時間の時間がかかった。
5.4へのバージョンアップ、Adobe IDでのログイン、指定コレクションの同期、この3つがすめば、iPadからの閲覧や編集が可能となる。
Lightroomをスワイプ操作、快適!
iPadアプリ「Lightroom Mobile」はインストール後、LR5でログインしたものと同じAdobe IDでサインインすれば、すぐさま利用できる。パソコン側で同期対象としたコレクションが画面に並び、操作はスワイプやタップで行えてとてもスムーズ。ヘルプにも記載されているが、「ツーフィンガータップで情報切り替え」など、iPadならではの操作UIが採用されているのでこれらは積極的に利用したい。
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