大型センサー搭載ながらコンパクト、かっこよくて使いやすい「FUJIFILM X70」(2/3 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
小さいながらも写りのクオリティの高さはAPS-Cならでは
画質面では1600万画素のX-Trans CMOS IIセンサーを搭載する点がポイント。要するに、X100Tやミラーレス一眼「FUJIFILM X-T10」などと同じだ。
さすがにレンズが薄くて小さい分、X100Tに比べると不利ではあるし、逆光時にゴーストが入ったりするが、このサイズのカメラでこれだけ撮れれば十分。詳細は作例で。
絞り値はF2.8~F16で1/3段ずつ変えられる。シャッタースピードはメカシャッターで最高1/4000秒。ただし、F2.8では最高1/1000秒止まり。その代わり、電子シャッターを併用できる。自動切り替えモードだと、メカシャッターでいけるところまでいき、自動的に電子シャッターに切り替わって1/32000秒まで上がる。ただし電子シャッター併用時はISO感度に制限が出て、拡張ISO感度を使えなくなる。
この辺は若干ややこしいのだがしょうがない。
ISO感度は200から6400。拡張ISO感度としてISO100と、ISO12800~51200が使えるようになるが、まあISO51200まで上げるとかなりノイジーで実用的とは言い難い。できるだけISO6400までに抑えたいところだ。
シャッター方式の切り替えは適当なボタンに割り振ってやるのがいいかと思う。
富士フイルムのカメラはダイナミックレンジ拡張機能を持ってて、ハイライト方面に1段(200%)か2段(400%)分ダイナミックレンジを広げられるのだが、その分ISO感度が上がる。晴天下の明暗差の大きな構図で絞り開放で撮ると、どうしてもシャッタースピードが速くなる。電子シャッターの出番が来やすいのだ。
連写は最高で約8コマ/秒。
撮影最短距離は約10cmから。AFは像面位相差とコントラストAFの併用でけっこう快適である。顔キレイナビをオンにすると顔に露出も合わせてくれるし瞳にAFを合わせてくれる瞳AFも使える。
この辺はさすがだが、顔キレイナビをオンにしていると測光モードを変更できなくなるのでこれも適当なキーに割り当てて簡単にオンオフできるようにしておくとよいかと思う。
まあ総じて、スナップ機としては極めて快適であり、携帯性と画質と使い勝手の3つを全部求めるという贅沢なことをいうのであれば、X70はすごくバランスがいい。28mm単焦点とはいえ、手ブレ補正は欲しかったかなという気はするけど(どうしてもラフに撮っちゃいがちだから)、趣味のカメラとしてはこれでOKな気はする。
X100Tは35mm相当F2なのに対しX70は28mm相当F2.8。28mmのX100系が欲しいとか、35mmのX70系が欲しいとかまあいろいろあるだろうが、それぞれのレンズに似合うバランスだ。
ついでにいえばこのカメラくさいデザインも昔からのカメラファン向けかと思いきや、モデルをしてくれた20歳の学生さんも珍しく、このデザインと大きさなら欲しいと自ら言い出したくらいであり、広い世代に受けるのかもしれないなあと思う次第である。
マニュアル撮影が楽しい広角系スナップ機が欲しい人におすすめだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR