東芝が「8Kレグザ」を参考展示――有機ELテレビも「開発している」(2/2 ページ)

「レグザのOLED」として誇れる商品を

 新製品の「Z700Xシリーズ」は、韓国LGディスプレイと共同開発した4K IPS液晶パネルを採用したことが1つのトピックになっている。レグザのZといえば、数年前までは視野角の広いIPSパネルを使っていることが特徴の1つだったからだ。ここ数年はコントラスト性能の向上に有利なVAパネルを採用してきたが、“IPSのZ”を求める声も多かったという。

 一方、そのLGディスプレイは、民生用の大型有機ELパネルを量産している唯一のメーカーでもある。とくに最近は歩留まりも改善し、LGエレクトロニクス以外のセットメーカーにもパネル供給を開始。パナソニックが欧州向けテレビに採用したことも記憶に新しい。

 では、レグザに有機ELパネルが採用される可能性はあるのだろうか。村沢氏によると「開発している」という。「開発は進めているが、やるからには“レグザのOLED”(=有機EL)として誇れる商品にしなければならない。またビジネス上の判断もある。『価格は高いけど、どうですか?』では意味がない」(同氏)

「やるからには“レグザのOLED”として誇れる商品にしなければならない」と村沢氏

 商品化の時期や詳細は未定とはいえ、東芝が有機ELテレビの開発を公に認めたのは初めて。東芝の「今後10年の商品開発」から目が離せなくなりそうだ。

印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR