“本物の歌舞伎”とネットの化学反応 老舗・松竹が本気で挑んだ「超歌舞伎」ができるまで(6/6 ページ)
――ネットの反応で印象的だったものはありましたか。
野間さん ……「松竹にしてはいい企画じゃん」ですね(笑)。いえ、冗談ではなく本当に最大級の褒め言葉ですよ!
松竹が関わる以上「“本物の歌舞伎”でなくてはいけない」という思いは当初からありましたし、変なものはお見せできないというプライド、プレッシャーも大きかったです。新しいものを取り入れつつ古典や伝統へのリスペクトをしっかり示したからこそ、このような言葉をいただけたんだ、と思います。
松岡さん 演出の藤間勘十郎さんも、モーション収録の際に「こんなに“ド真ん中に古典”で大丈夫なのか?」と悩んでいたくらい、今回の演目は演出や演技、脚本構成もほぼ古典歌舞伎の手法そのままなんです。始まる前までは不安でしたが、真正面からストレートに僕らの歌舞伎を投げたら受け止めてもらえた。このやり方で歌舞伎の魅力がちゃんと伝わったこと、「格好いい」「すごい」と感じてもらえたことは、ものづくりに関わる人間として幸せでしたし、自信になりました。
――ファンからは早くも「超歌舞伎、また観たい」という声も出ていますが、今後の可能性などは。
野間さん そうですね、今の時点では何か決まっているわけではないですが、今後もさまざまな方向性で考えていければ……。映像パッケージ化のご要望に対しても、何らかの形で前向きに取り組んでいきたいです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR