あなたの知らないプリンタの世界
日本人の“常識”が変わった? 人が行き交う駅の床に貼られた「フロア広告」の秘密(1/2 ページ)
至るところに広告が目につく駅やショッピングモール。床面にペタリと貼り付けられ、見下ろすようなものが増えているような気がしませんか? 「フロア広告」と呼ばれるこのスタイルが広がったのはここ20年ほどのこと。21世紀の日本人の“常識”の変化も見ることができるのです。
十数年前は批判の嵐!
フロア広告とは、大型のデジタル印刷技術が発達してきた1990年代から欧米で発展してきた手法です。それ以前は、図案入りのタイルや横断歩道の白線と同じ塗料などが使われていました。駅の改札口近辺やアミューズメント施設やショッピングセンターの入り口など、広告だけでなく、道案内や催事の告知にも使われています。歩く人の身体の向きに合わせて方向をダイレクトに指し示すことができ、便利で親切なアイテムですね。
だんだん見慣れてきたこのスタイルですが、実は今から十数年ほど前の日本ではクレームや批判の嵐でした。渋谷の街を彩る広告を取り上げた回でもご紹介しましたが、多くの屋外広告はシールやステッカー素材を貼り付ける掲出タイプがほとんど。ステッカー素材のクレームとして多いものとして「めくれて剥がれてきてみっともない!」があります。フロア広告の場合、プラスして「通行人が転んだりしたら大変」という指摘も考えられるでしょうか。
――実際は、全く異なる角度の問題、日本人の文化や習慣によるものでした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
あなたの知らないプリンタの世界
駅のホーム、街中の看板、カフェのマグカップ、スーパーのビニール袋――毎日目にする広告やデザインは、あなたの視界に入るまでに必ず「印刷」の工程があります。いつもの毎日をちょっと面白くする“あなたの知らないプリンタの世界”をご案内しましょう。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「漏えい」の一言で素通り客が振り返る──相次ぐ情報流出の中で開幕のセキュリティ展示会 来場者の態度も激変
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR