Astell&Kern、高性能アンプを搭載したハイレゾプレーヤー「KANN」発表 ブランドロゴも刷新
アユートは4月13日、韓国iRiverが展開するAstell&Kernブランドのハイレゾ対応ポータブルプレーヤー「KANN」を発表した。価格、発売日は未定としつつも、価格は海外で999米ドルと出ていることから市場想定価格は12万円程度、発売時期はシルバーが5月中旬、ブルーがやや遅れて6月発売になりそうだと明かした。
KANNはAKシリーズの中で新たなプロダクトラインとして登場した。これまで、「AK100」~「AK380」までを“コアライン”、「AK Jr」と「AK 70」を“カジュアルライン”としてきた韓国iRiverだが、今回新たに“ニューパフォーマンスライン”にKANNをラインアップした。
DACチップには旭化成エレクトロニクスの「AK4490」を1基搭載。VCXO Clock(電圧制御水晶発振器)を採用し、200フェムト秒(5兆分の1秒)という超低ジッタを実現した(AK380と同様)。アンプにはセパレートタイプに相当する高性能アンプを搭載し、「AK380-AMP」に迫る駆動力を実現したという。
再生形式はDSD256(11.2MHz)、リニアPCM384kHz/32bitまでのネイティブ再生に対応する。ヘッドフォン出力端子は3.5mm 3極アンバランスと2.5mm 4極バランスを備え、さらにアンプを通さないライン出力端子にもアンバランス伝送用の3.5mm 3極端子とバランス伝送用の2.5mm 4極端子を備えた。
USB端子はUSB Type-CとUSB micro-Bをそれぞれ1基備えることで、Type-C側で充電しながらUSB Audioの出力やUSB DACとして使用できる。
Bluetoothは4.0となり、コーデックは「SBC」「aptX」の他、48kHz/24bitの伝送ができる「aptX HD」に対応した。DLNA機能を強化した、同Wi-Fiネットワーク内のPCやNASと接続して音楽のストリーミング再生などができる「AK Connect」にも引き続き対応する。
操作系は、本体上部右側に電源キー、本体右側面にボリュームキー、前面のタッチパネルの下には戻る、進む、ホーム、再生/停止の4つの物理キーを備える。
内蔵ストレージは64GBで、メモリーカードスロットはSDメモリーカードスロットとmicroSDカードスロットをそれぞれ1基備える。それぞれ最大256GBまで認識できるので、内蔵ストレージと合わせると最大576GBの大容量ストレージを扱える。なお、SDメモリーカードについては512GBを認識できるか検証中だという。
6200mAhの内蔵バッテリーにより、44.1kHz/16bitのFLACファイルで15時間の連続再生が可能とする。また、9V 1.67Aの急速充電に対応し、市販の急速充電対応ACアダプターを使用すると1時間の充電で約6.5時間の再生ができる。
本体カラーは「Astro Silver」と「Eos Blue」の2色。背面のデザインは氷壁をイメージしたという。
ディスプレイの解像度は480×800ピクセル、本体サイズは約71.23(幅)×115.8(高さ)×25.6(奥行き)mm、重量は約278g。
ブランドロゴの刷新も
このタイミングでAstell&Kernのブランドロゴも刷新した。大きくは変わらないが、頭文字の「A」の中の空白をやや狭め、大文字の高さを調整するなどで以前に比べ文字の密度が高まった印象になった。
KANNに関して、韓国iRiverのCEOに新たに就任したジェームズ・リー氏は「KANNの由来はドイツ語の『可能』、つまり英語でいうところの『can』から来ています。この製品は非常に特別で、日本の友人たちから多くのフィードバックをもらいました。日本の市場はとてもデリケートで、そういったフィードバックを第一に作った結果、世界中で売れる品質となりました。これからも、日本の皆さまからたくさんのフィードバックをいただきたいと思っております。」と、KANNの背景に日本からの声が大きく関わっていることを明かした。
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