Google、虚偽ニュース対策で不適切な検索候補の報告フォームを追加
米Googleは4月25日(現地時間)、Google検索結果での“虚偽ニュース”表示などの問題への取り組みについて説明した。
虚偽ニュース問題は、昨年の米大統領選挙で特に問題になった。例えば検索結果の上位にトランプ氏が得票数で勝利したという70Newsの偽記事が表示されたことなどについて、Googleは当時、自社の検索エンジンのミスであることを認め、改善を約束した。
今回発表したのは、検索ランキングアルゴリズムでファクトチェック済みコンテンツの優先度を上げたこと、世界中で検索結果を監視している「評価人(Googleはraterと呼ぶ)」のガイドラインの改定、「インスタント検索」の表示および「強調スニペット」の問題報告フォームの追加だ。
インスタント検索とは、ユーザーが検索枠に入力を始めると自動的に検索候補を表示する機能のことだ。検索候補の予測は、Googleでこれまで検索されてきたキーワードや、Googleのインデックスに登録されているWebページのコンテンツに基づいているため、うわさや虚偽などでも多数のユーザーが検索したものが優先的に表示される。例えば「ホロコースト」と入力すると「ホロコーストはなかった」という候補が表示されたことが問題になった。
そこで、検索候補の表示の右下に「不適切な候補を報告」リンクを表示するようにし、ここからどの候補が問題で、その理由は何かを報告できるようにした(本稿執筆現在、日本語版ではまだ表示されない)。
強調スニペットとは、Googleの検索アルゴリズムが最も有用だと判断した検索結果で、検索結果のトップにカード状に表示されるものだ。こちらも不適切なリンクが採用されてしまうことがあり、問題になっている。こちらも右下の「フィードバック」をクリックすることで表示されるフォームから報告できるようになった。
こうした報告がどのように反映されるかについての詳しい説明はないが、報告が多ければ反映されるだろう。
同社はまた、どのような検索候補を不適切とみなすかを説明する「オートコンプリートポリシー」を公開し、「How Search Works」サイトをアップデートしたことで、検索の取り組みについての透明性を強化したことも発表した。
Googleは、検索の15%は毎日新しくなっており、そこでユーザーに最善の結果を提供するには多大な努力が必要で、検索結果が完璧になることはないが、今後も改善を続けるとしている。
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