テレビの信頼度は過去最高、ネットは最低に――博報堂「こども20年変化」
テレビの信頼度は過去最高、ネットは過去最低に――博報堂がこのほど行った、小学4年生~中学2年生を対象にした調査「こども20年変化」で、こんな結果が出た。
首都圏の小学4年生から中学2年生の子どもを対象に、1997年から10年ごとに、ほぼ同じ質問内容でアンケート調査しており、2017年は、2月15日~3月21日にかけ800人(各学年160人)に調査した(訪問留置自記入法)。
17年の調査結果では、メディアの信頼性について、「テレビの話は本当のことが多い」と答えた子が71.3%と過去最高に。「インターネットの話は本当のことが多い」は29.0%と、10年前の40.8%を大きく下回った(97年はネットについては未聴取)。
流行への興味は低下。「はやっているもの(こと)を人よりも早く知りたい方だ」は45.9%と過去最低だ。新商品への関心についても、「流行に関心がある」は55.4%、「新しい商品が出るとすぐほしくなることが多い」は41.6%と、それぞれ過去最低だった。
ネットを利用する際にどんな機器を使用しているか聞いたところ(調査は17年のみ)、「スマートフォン」が最多で56.4%、次いで「ゲーム機」(36.4%)、「PC」(33.8%)という結果だった。
新しく買いたいものを聞いたところ(調査は17年のみ)、「自分専用のスマートフォン」(44.9%)が最も多く、次に「自分専用のテレビ」(28.9%)、「自分専用のPC」(26.3%)だった。
海外への関心は低下。「家族で旅行に行くなら日本と外国どちらに行きたいか」の回答は、日本が60.0%と過去最高、外国が30.5%と過去最低だった。世界全体と日本のどちらを第一に考えるべきと思うかと聞いたところ、「日本」が54.0%と過去最高、「外国」が45.9%と過去最低で、初めて逆転した。
豊かさや幸福度については、「自分は豊かな方だ」が82.0%、「自分は幸せな方だ」が91.4%と過去最高に。「遊びと勉強ではどちらの方が大事だと思うか」を聞いたところ、「勉強」が58.1%、「遊び」が41.9%と、初めて勉強が遊びを上回った。
「将来は結婚したいと思う」「自分の将来は明るいと思う」などの項目は、20年間でそれほど変わっていなかった。
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