同人誌即売会が「現金不要」になったらどうなる? キャッシュレス決済限定「pixiv MARKET」に行ってみた(1/2 ページ)
同人誌即売会の必需品といえば、大量の「お札」と「小銭」である。コミックマーケットのように売り手と買い手が手渡しで金銭のやりとりをするイベントでは、会計をスムーズにするため、お代をちょうど払えるよう互いに1000円札や500円玉、100円玉をたくさん用意していることが多い。
しかし「小銭は重いしかさばる」「大金を持ち歩くため家に帰るまで不安」といった声もある。これらを解消するために「キャッシュレス決済」を導入したオールジャンル同人誌即売会が6月10日、東京・池袋で開催された。ピクシブが主催する「pixiv MARKET」だ。
支払い方法は、同社が提供する対面決済アプリ「pixiv PAY」(iOS/Android、ダウンロード無料)のみ。売り手(出展者)も買い手(購入者)もこのアプリを利用する。事前にpixivアカウントとクレジットカードを登録しておく。
売り手はアプリに商品を登録してQRコードを作成し、買い手がそのコードを読み取ると決済が完了する仕組み。イベント会計時の混雑を解決し、大金を持ち歩く必要をなくすために開発したという。
記者が出展者に使用感を聞いてみたところ「小銭を持ち歩かなくていいので楽」「お釣りの計算をしなくて済むのでありがたい」といった声が上がった。
ある出展者は「キャッシュレス決済に慣れている外国の人だと、金額の間違いがないので(現金よりも)安心すると思う」と話す。また「今まではお釣りの計算が面倒で、原価を考えると1800円を付けたいものでも、1500円にして売ることがあった。pixiv PAYが主流になれば(原価割れなどで)苦しむこともなくなるのでは」とも話してくれた。
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