ボーズが作った“眠り”をサポートするイヤフォン「sleepbuds」を体験した(4/4 ページ)
Bose sleepbudsのようにボーズの得意な「音」を軸にした新カテゴリーの製品として、マレスカ氏はほかにも今年の3月にコンセプトを発表した「Bose AR」を挙げた。一般的にスマートグラスといえばビジュアル情報によってユーザーの体験を拡張するためのデバイスだとされているが、Bose ARでは「Audio Augmented Reality」、つまり「音による拡張現実」という独自のコンセプトをベースにしている。メガネやヘルメットなどに立体サウンドを再現するスピーカーユニットを内蔵し、ユーザーが目で見ている情報を音によって拡張する製品と、これを活用するためのプラットフォームを、今ボーズは実現しようとしている。19年の年初にはより具体的な発表がありそうだ。
また、今後はGoogleやAmazonなどIT分野のパートナーとも積極的に連携しながら「AIとオーディオの融合」にも注力していきたいとマレスカ氏は抱負を語ってくれた。アメリカでも人気の「Bose SoundWear companion speaker」のようなウェアラブルスピーカーをいち早く商品化して発売したボーズの“スピード感”にも期待したい。
今回、ボーズが新たに開発したBose sleepbudsと新技術の「ノイズマスキングテクノロジー」は、都市部に暮らす日本人にも魅力的なものに感じられるだろうし、きっと受け入れられると思う。ただ、前提としてその効果をしっかりとユーザーに体験してもらえる場が必要だ。あるいは寝具メーカーやウェルネス製品のブランドとパートナーシップを組んで販売したり、ホテルやリラグゼーション施設に設置するのも効果的かもしれない。今後「進化するボーズ」のイメージをアピールするため、Bose sleepbudsは重要な足がかりになるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
体当たりッ!スマート家電事始め
スマート家電の機能を使いこなせるようになれば、私たちの生活は豊かなものになるのだろうか? 実際の製品に可能な限り触れ、体験しながら、読者目線に立って攻略法を見つける新連載。執筆はAVライター山本敦氏。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR