情報アプリのGunosyが「ブロックチェーン」に賭ける理由(2/2 ページ)
「ライブ動画」に活路 グノシーの今後
既存のメディア事業の拡大も続ける。主力のグノシーアプリは2018年5月に累計2400万ダウンロードを突破した。総合情報プラットフォームとして成長させるべく、アプリ内で飲食店のクーポンやライブ動画配信を始めるなど、ニュース以外のコンテンツ拡充を図っている。
中でも今年2月に始めたライブ動画への期待は大きい。番組内では、クイズやネットニュースについて掘り下げるエンタメトーク番組などを配信。昨今のバーチャルYouTuberブームもあり、ライブ動画は競争の激しい市場だが、竹谷CEOは「ユーザー参加型のクイズ番組が好調。ライブ動画は先行投資分野ではあるが、ビジネスモデルとしても成立するレベル」と自信を見せる。
全問正解者でその日の賞金を山分けするクイズ番組「グノシーQ」は、1回の放送の総再生数は約40万人が視聴し、約1万5000人がクイズに参加することもあるという。竹谷CEOはこれからライブ動画に大きな波が来ると見ている。「サービスの流行にはトレンドがある。沖にいるための最低条件はできたので、あとは波(チャンス)を待つ」(竹谷CEO)
当初は外部パートナーであるエブリーとの共同制作だったが、今は内製でライブ動画を制作しノウハウを蓄積している。
情報キュレーションアプリはラインアップを拡充
グノシーに加え、KDDIと協業する「ニュースパス」や女性向け情報アプリ「LUCRA(ルクラ)」、ゲーム攻略情報サービス「game8.jp」(ゲームエイト)などのメディアを展開しているが、今後もラインアップは増やしていくという。
具体的には、グノシー内で人気が高い「エンタメ」や「スポーツ」などのジャンルを別アプリとして切り出し、新規ユーザーの獲得を図る。幅広いユーザーを抱えるグノシーでニーズの大きいジャンルを細分化することで、広告のターゲティングをより明確にする意図もあるようだ。
竹谷CEOは「メディアは成長するために時間が必要だが、崩れにくいビジネスモデル。どんどんアプリを増やして大丈夫か? と思う人もいるかもしれないが、無理のない範囲でどんどん新しい挑戦をしていく」と意気込みを語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
携帯各社、熊本の一部で通信障害 震度7の地震で 他社回線につながる「JAPANローミング」開始【追記】
-
8
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR