これからのAIの話をしよう(ダジャレ編)
AIがダジャレ判定→面白いと布団が吹っ飛ぶ “Qiita映え”バッチリ、話題のAI開発した若手チームを直撃(3/4 ページ)
確かに「新しいマスクをすぐに使いマスク?」と「家内は怒るとおっかない」のどちらがどれくらい面白いかと問われても返答に困ります。
「多分、ダジャレって音と意味の両方が必要だと思うんです」と藤田さんは言います。
「例えば“人民の人民による人民のための政治”というフレーズは、音としては繰り返しているけど面白さはなく、ダジャレとは言えません。そこで、なぜ面白いと感じないのかを理論付けないといけない。仮説ですが、お笑いは“常識からのズレ”だと思うんですよね。少し外れた奇抜さがダジャレらしさにつながる。それを評価するには、AIが常識を知っている必要があります。せめて単語の意味付けが必要ですが、今回はそこまで至りませんでした」(藤田さん)
筆者も「布団を吹っ飛ばす」に挑戦
「私も布団を吹っ飛ばしたいです!」とお願いしたところ、快くOKを頂きました。
吹っ飛ぶ機械装置は、パーティーゲームとして人気の玩具「黒ひげ危機一発」を改造。内蔵したモーターをラズパイで制御します。まさに危機の機器といったところか。外側は段ボールでコーディング。ブレインパッドが社外活動する際の屋号である「白金鉱業」のロゴが輝いています。
次に、機器の上に畳、敷布団、枕、掛け布団がセットされます。布団は、Qiita内で「裁縫力の高いデータサイエンティスト」として紹介されていた馬場さんの手縫い。「丹精込めて夜なべして作りました。作るのに2回ぐらい失敗しているんです」(馬場さん)。掛け布団はカバーがかかっていて、レースも付いている。実家の布団ってこんな感じだったなと感傷に浸ってしまいました。準備が整ったところで、私は渾身のダジャレを口にします。
「新しい棚、使いやすくて良かったな」
藤田さんは「どこかで聞いたことあるような……」という顔をしながら、PCで渾身のダジャレを入力し、いよいよ審査が始まります。
……布団は吹っ飛びません。
実は、ダジャレを入力してから布団が吹っ飛ぶ出力まで20秒ぐらいかかるそうです。ディープラーニングの処理自体が重いのもありますが、ラズパイ上での処理に意外と時間がかかっているのだとか。
※編集部注:バグを修正した結果、現在は1秒以内に吹っ飛ぶようになっているようです。
中西さんによると「布団が飛ぶときは、何の前触れもなく突然飛びます。面白くなかったら飛ばないので、ずっと布団を見つめていることもある」ようで、どんな地獄絵図だと突っ込まざるえません。
すると、機械からシューッという音が。
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これからのAIの話をしよう
いま話題のAI(人工知能)には何ができて、私たちの生活に一体どのような影響をもたらすのか。AI研究からビジネス活用まで、さまざまな分野の専門家たちにAIを取り巻く現状を聞いていく。
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