スマホの行動ログだけで個人を特定する「ライフスタイル認証」 無人店舗を想定した実証実験スタート
三菱UFJニコスと三菱電機インフォメーションシステムズは6月28日、人の行動ログから個人を識別する「ライフスタイル認証」技術を活用した決済サービスの実証実験を7月1日から始めると発表した。スマートフォンの位置情報や利用履歴から個人を特定し、スマホや財布を取り出すことなく商品を買えるという。
ライフスタイル認証は、あらかじめインストールした専用アプリで収集した位置情報やWi-Fi接続状況、サービスの利用履歴など、2~3週間分の行動ログから個人を特定する個人認証技術。三菱UFJニコスなど4社と東京大学が共同で開発を進めている。
三菱UFJニコスの社員を対象に本社ビルで行う今回の実験は、セルフレジや無人店舗での活用を想定したもの。スマホを携帯した人が菓子の無人販売ボックスに近づくだけで本人認証が完了し、解錠されたボックスから商品を取り出すと、あらかじめ登録したクレジットカードで決済が完了する仕組み。
万が一ライフスタイル認証に使う認証デバイスが盗まれても、所有者の行動を自動で検知して本人かどうかを確認できるため、利用を制限するといった対処が行えるという。
今後は実店舗での検証も進め、認証精度や決済にかかる時間などのデータを収集しながら実用化に向けて取り組むとしている。
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