AI人材の三者三様、DeNA・メルカリ・ABEJAが語る「いま欲しい人材」(1/3 ページ)
AIやデータを活用できる人材をどう獲得、育成するかに多くの会社が苦心している。特に人材育成については手探りの状態が続く状態だ。
では、優れたAIエンジニアやデータサイエンティストを抱える企業は、どのようなことを意識しているのだろうか。7月18日に行われた「AI人材トークイベント」で、ディー・エヌ・エー(DeNA)、メルカリ、ABEJAが議論した。3社に共通する課題とは。
「日本のトップエンジニアを集めたい」 DeNAの場合
DeNAは、スマートフォンゲームやオートモーティブ、スポーツなど多様な事業でAIを活用している。例えば、スマートフォンゲーム「逆転オセロニア」でのデッキ編成や、配車アプリ「MOV」(モブ)のタクシー需要予測などだ。
さまざまな事業を手掛ける同社では、AIシステム部が全社を横断する部門として存在する。AI人材のタイプは、(1)高い専門性を持つリサーチャー、(2)機械学習モデルを構築するデータサイエンティスト、(3)機械学習システムの実装や運用などを行うエンジニア――に大別できるという。
ディー・エヌ・エー AI本部の山田憲晋部長(AIシステム部)は、「AIは手段であり、まずはサービスとビジネス課題ありき。(AI本部を)研究所にはしたくない」と話す。
同社で働くエンジニアは、多様な領域の自社サービスでAI技術を応用できる点に魅力を感じているという。しかし、同じような環境がある企業は他にもあるだろう。他社との差別化について、山田部長は「エンジニアが業務外の時間で成長できる環境作りを意識している」と説明する。
同社は、業務時間中にデータ分析のコンペに参加できる「Kaggle社内ランク制度」を2018年4月に導入。国際学会への参加や技術勉強会の開催など、エンジニアが最先端の技術をキャッチアップできるような環境作りに徹してきた。また、オウンドメディアでの情報発信などを通じ、社会的な影響力の向上にもかなり力を入れたという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
2
マンガ数冊「105万円でSOLD」物議、メルカリ“マネロン疑惑”を否定「その価格で売れていない」……ならばなぜ?
-
3
録画した番組を「Googleドライブ」「OneDrive」に保存 パナソニック新型「DIGA」で
-
4
Appleの「iPhone Duo」は、折りたたみスマホの未来を開くのか、閉じるのか
-
5
「悪用されそう」─―メルカリ「限定公開」機能、SNSで物議 同社に対策を聞いた
-
6
「AIで効率化しても仕事が増えるだけ」──月○時間浮かせても報告しない社員たち 広がる“AI版静かな退職”
-
7
Grok、Aniと“お別れ” 3Dコンパニオン機能が終了 キャラは開発スタジオの新アプリ「Animates」で継続へ
-
8
楽天モバイル、「ID未連携ユーザーの自動解約」を撤回 2週間で方針転換
-
9
iPhone 18 Pro/Pro Maxは静かな滑り出し 予約開始3日目で「発売日受け取り可能」なモデルも
-
10
トランプ政権のサックス氏、AI「ペース調整」論に苦言 「規制がなければできないふりをやめろ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR