荻窪圭のデジカメレビュープラス
一見ミニマム、実は3つの顔を持つシステムカメラ 「SIGMA fp」の変幻自在っぷり(2/4 ページ)
レンズは45mm F2.8(45mm F2.8 DG DN Contemporary)。fpより一足先に発売されたスナップ用の小型レンズでメタリックな鏡筒がなかなかカッコいい。
作例の前にスペックを。
イメージセンサーは35mm判フルサイズ。ボディ内手ブレ補正はなし。
メカシャッターはなくて電子シャッターのみ。このクラスでメカシャッターなしはめちゃ大胆。おかげでシャッター時のショックもないし完全無音だし、レスポンスもいいけど、高速の被写体を撮ったときのローリングシャッター歪みは発生するし、フラッシュ撮影時の同調速度も遅い。メリットとデメリットがある。
まずはいつものガスタンクを。基本、ハイライト部が飛ばないようなセッティングなのかちょっとアンダー目。そこは露出補正なりなんなりをうまく使いたい。
モニターはタッチパネルに対応しているので、タッチAFを使ってsと指定できる他、顔検出・瞳検出にも対応している。
fpで注目すべきは「トーン」と「カラー」に独立したボタンを用意していること。
何をメニューの中に入れ、何を独立したボタンにするかは「カメラからのメッセージ」なのだが、シグマのカメラはいつもメッセージにあふれてるから楽しい。カメラ上で自分のイメージ通りに絵作りをしながら撮ってくれというメッセージなのだ。
TONEは写真の階調を調節する機能。COLORはカラーモード。「スタンダード」や「ビビッド」の他に、青空を強調する「Foveon.Blue」や映画用の「CINE」があるけれども、今回の注目は「ティール&オレンジ」。
これで人物を撮ると、特に曇天下や日陰のような肌色がきれいにでづらい環境下でいい色に撮れる。
「ブラケット撮影」を使うのもいい。カラーモードブラケットを使えば1回のシャッターで最高5つのカラーモードで撮ってくれる。
せっかくなので、ティール&オレンジでみかん。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
6
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
7
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
8
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
9
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR