暴力団・総会屋・詐欺集団を名刺で見破る! Sansanが新機能“反社チェック”を開発する狙い(3/3 ページ)
反社と接するリスクに意識を向けて 開発陣の思い
Sansanの尾中氏は「一連の機能をきっかけに、コンプライアンス担当者だけでなく、現場で日々名刺交換を行う営業担当者なども、反社会的勢力と接するリスクに意識を向けてほしいと考えています」と語る。
「早い段階で反社会的勢力に気付くことで、営業部門のマネジャーは『この会社は商談のプロセスを遅くしよう』『他の会社に注力しよう』と、迅速な判断につなげてもらえるとうれしいです」(尾中氏)という。
リフィニティブ・ジャパンの石川氏も「もし上場企業が誤って反社会的勢力とつながり、メディアなどで報じられた場合は、株価の下落や上場廃止に追い込まれる恐れがあります。非上場企業も、株主やファンドからの信頼を失い、資金提供を打ち切られる可能性があります。今回の機能で、これらを未然に防ぎたいです」と意気込む。
昨今は、吉本興業所属の有名お笑い芸人が反社会的勢力の会合でネタを披露したことや、首相主催の「桜を見る会」に反社会的勢力が紛れ込んでいたことが発覚し、世間から批判を浴びた。一般企業も、知らず知らずのうちに反社会的勢力とつながってしまうと、その事実が何らかの形で世間に流出して“炎上”する危険性がある。Sansanの反社チェック機能はこうしたリスクを減らせるのか――。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR