リハスタが使えなくてもバンド活動がしたいおじさんたちの顛末(1/3 ページ)
リモートでリアルタイムバンドセッションができるヤマハの「NETDUETTO」を試してみた。結論からいうと、セッションはヨレヨレで何一つうまくできなかった。だからといってNETDUETTOに対し、いまこの時点で「使えないアプリケーション」と烙印を押すつもりはない。むしろその逆で、通信環境や演奏スキルが高次元でバランスよく整えば、withコロナ、afterコロナ環境のバンド版“新しい生活様式”を実践する上で大いに期待が持てる超有望アプリケーションだと感じた。リハスタ(リハーサルスタジオ)が使えなくてもバンド活動ができる。
なぜヨレヨレになってしまったのか。その理由を語る前に、まずセッションのメンバー構成を紹介しておこう。
このコラムの筆者でもあるライターの山崎潤一郎がベースを担当。ボーカルとキーボードは本コラムの編集担当「松尾P」氏。指ドラムを叩いてくれたのは、iPadドラムアプリを叩かせたら右に出るものはいない(と筆者が思っている)「指ヨシキ」氏の3人だ。
このコロナ禍において「えーい、なるようになれ!」との気持ちもあって、セッションの課題曲はザ・ビートルズの「Let It Be」。しかし、Let It Beのレの字すら合わせられなかった。
まずいえるのは、メンバー間の通信環境におけるバラツキの問題だった。ヤマハが推奨する光ファイバーで接続していたのは山崎1人。あとは、松尾P氏がJ-COMのケーブルインターネット、指ヨシキ氏がiPhoneのテザリング接続だった。
指ヨシキ氏のマンションはソフトバンクの光ファイバーが導入されているのだが、何度試しても「ルーム」(セッションを行うための仮想空間)に入ることができないというトラブルに見舞われた。「接続テストルーム」には入れるのに、なぜか筆者が立ち上げた「ルーム」には入れない。ならばダメモトでと光ファイバーを諦めて、iPhoneのテザリング接続を試したら、こちらはすんなりと入れたため、推奨外の環境だがそのままセッションを決行した。
各人それぞれの自宅で、3拠点でのセッションが始まった。3人がなんとか接続したものの、松尾P氏の声がブツブツと途切れ途切れで何を言っているのかほとんど分からない状態に。初日のトライは断念せざるを得なかった。
途切れの原因はセッション中断後に判明した。松尾P氏のネット接続が会社のVPN経由なのではないかという疑惑が持ち上がったのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
4
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR