3Dプリンタ買っちゃいました
3万円しない光造形3Dプリンタ、セットアップして印刷してみた(3/3 ページ)
ルークよ、フォースを使うのだ
テスト印刷には、付属のUSBメモリに同梱されていたチェスの駒「rook」を使う。rookは城や見張り塔を模した「ルーク」と呼ばれる駒で、サンプルデータは中に階段があったりと複雑な形状。アルファベットもエンボスされていて、3Dプリンタの性能を知るには良いのだろう。
レジンをタンクにセットし終わったら、タッチパネルから印刷メニューを開き、そこでデータを選択。そこでデータの仕上がりビューもアイコンに表示されるので分かりやすい。
プレイボタンを押したら作業が始まる。パーセンテージ表示がされ、現在どの部分を紫外線照射で定着させているかも画像で見せてくれるので途中経過が分かって良い。といってもずっと待機しているには長い(数時間かかる)ので、その間には仕事をしているといいだろう(しなくてもいいけど)。
こういうときには、画面に「xx時間xx分かかります」と表示されたら、SiriにでもAlexaにでも、「xx時間xx分たったらアラームして」と言っておけば済むのが楽でいい。その時間になって3Dプリンタのところに行ったらもう出来上がっているというわけだ。
プリントが終わると、ビルドプラットフォームは上昇し、印刷物の全貌が見える。サンプルの場合、ルークが逆さまに張り付いてぶら下がっていることになる(氷の惑星ホスでのルークを思い出しますよね)。これをスクレイパーではがして、2段階洗浄してUVランプで2次硬化するという流れだ。水洗いタイプのレジンだと洗浄の部分が楽になるが、その前後の工程は同じ。慣れてくればそれほど苦ではない(もちろん注意しながら)。
最後に2分ほどUVライトで紫外線を当てて終わり。
出来上がったルークは、2つ(チェスなので)。とても積層して作られているとは思えない滑らかさで、手で触ってもざらざらしない。丸みのある部分もスムーズ。これが光造形の実力か。さすがライトサイドのジェダイである。
次回はフィギュアの製作に取り掛かる。人物の3Dモデルをオリジナルで作って、それをスライサーと呼ばれるソフトで3Dプリンタ向けデータに変換し、光造形3Dプリンタで出力する。かなりハードルが高そうだが、できてしまうのだ。
第3回フィギュア製作編はこちら。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
3Dプリンタ買っちゃいました
3Dプリンタを買ってしまった素人が悪戦苦闘しながら立体造形生活を楽しむ様子をお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
Anthropic、「Claude Opus 5」公開 Fable 5に迫る性能を半額で――サイバー安全策は緩和、拒否時は自動フォールバックも
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
「iPhone高騰」はこれからも続く? 中国CXMTに近づくApple、メモリ競合へのけん制が不発に終わりそうなワケ【後編】
-
5
「ニューロマンサー」実写ドラマ、Apple TV+で2027年1月配信開始へ
-
6
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
7
海外の新作バカゲー「電車アタック」にマンガ家が感心した理由 ブッ飛んだ内容と完成度の高さ、そして“日本”
-
8
「めっちゃカメレオン」公式Discord乗っ取り 担当者PCがマルウェア感染、管理者が全員BANに 現在は復旧
-
9
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
-
10
スーパーに並んだ「ごちゃごちゃ生成AIポップ」が物議 “看板王”こと、きぬた歯科院長「これはアリ」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR