分かりにくいけれど面白いモノたち
カーボン削り出しのトースター「Sumi Toaster」がなぜ最新のオーブントースターに勝てるのか 開発陣に聞いてきた(1/5 ページ)
いつの間にか日本人はパンが大好きになっていて、そこら中でおいしい食パンが買えるし、トーストが美味しく焼けるオーブントースターも次々に登場しています。子どもの頃は一日二食、今でも一日一食は必ずパンを食べる私にとっては、とても嬉しい時代になりました。
こんな時代になるとは夢にも思わなかった2007年の秋。私はPdwebというサイトで、オーブントースターの使い比べ、食べ比べの連載をしていたのですが、海外のトースターと国産のトースターでは焼け方が違うということに気が付いたりしていました。
どちらかというと、カリッとサックリと焼ける海外製のトースターと、ふんわりもっちり焼ける国産のトースターという印象で、どちらが美味しいというのではなく、美味しいトーストとはどういうものか、ということについての考え方の違いが面白いと思ったのです。
あれから14年経って、パンもトースターも選択肢が増えたのがとても嬉しく、つい、いろんな焼き方でトーストを楽しんでしまいます。その中で、食パンとバゲットに限っていえば、あやせものづくり研究会の「Sumi Toaster」を使って焼いたものが一番好きだと気が付きました。
餅は好きだけど、もっちり食感はあまり好きではない私にとって、海外製のトースターに近い、サックリとした軽い歯ごたえがたまらないのです。
それでいて、中はふんわりと柔らかく、しかも熱々。見た目は、ただの真っ黒な角皿のようなもので、それをコンロに乗せてパンを焼くだけの、この道具が何故1万1000円もするのかは、食べてみれば納得できるのですが、では、どうして、そんなに美味しく焼けるのか。
メーカーである旭工業の代表である嶋知之氏、プロデュースをしたアッシュコンセプト代表の名児耶秀美氏、デザイナーの八幡純二氏への取材と、私がさまざまな実験を行って分かったことを、ここに書いておこうと思います。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
分かりにくいけれど面白いモノたち
ITから文房具まで幅広く活躍するベテランライター、納富廉邦さんが言語化しづらいけど面白いガジェットやサービスを分かりやすく解説します。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR