東大、入試草稿・個人情報入りUSBを紛失 データの悪用は「確認されていない」
東京大学は2月24日、2022年度の学士入学試験問題の草稿や入学希望者の個人情報が入ったUSBメモリを、同学の教員が紛失したと明らかにした。草稿はすでに破棄しており、個人情報についても悪用は確認されていないという。
東京大学大学院理学系研究科・理学部の教員から1月18日に、USBメモリを紛失したとの報告があり発覚した。USBメモリには、2021年度学士入学試験の受験者の答案と、オンライン受験時の様子を記録した動画が2人分、加えて22年度学士入学試験問題の草稿、学士入学試験の過去問題が保存されていた。このUSBメモリはパスワードをかけられるタイプではなかったという。
学士入学は、大学の学士課程を卒業した人が、他の大学の学士課程を途中から始められる仕組み。東大理学部の場合、3年次からの入学が可能。22年度学士入学試験は、出願者0人のため実施していないという。個人情報が漏えいする可能性のある2人には4日に状況説明と謝罪を行った。
理学系研究科・理学部は、再発防止策として「情報セキュリティ機能を備えたUSBメモリを使うこと」「保存ファイルにパスワードを設定すること」「USBメモリを施錠可能な引き出しに保管すること」を挙げ、関係者に注意喚起したという。
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