デジタルインボイス規格が正式版に 民間20社がPeppol対応表明(2/2 ページ)
普及への懸念──コストと対象者
Peppolに対応したシステムを利用していても、利用に追加コストがかかっては普及のブレーキになる。Peppolの仕組みは、送り手と受け手の間にサービス・プロバイダーと呼ばれる事業者が入り、送受信を担う。そのためサービス・プロバイダーへ支払うコストが必要となるが、弥生などは顧客には追加費用を求めない考えだ。「Peppolの料金体系は決まっていない。各社それぞれの判断だが、当社は今の利用料の中に含まれるようにしようと思っている」(岡本氏)
誰がPeppolを利用できるのか、という点もまだ最終形ではない。現状、インボイス制度における適格請求書発行事業者とならないと、Peppolは利用できない。電子メールのように相手のアドレスさえ知っていれば、請求書を送付できる仕組みのPeppolだが、現状は適格事業者番号がアドレス代わりになっているからだ。現在、免税事業者などが利用する区分記載請求書についても、Peppolが利用できるよう対応が検討されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
4
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
7
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
10
OpenAI、最先端AI開発の減速を検討か アルトマンCEOが社員に説明と米報道
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR