荻窪圭のデジカメレビュープラス
“Kiss”の名が付かない「EOS R50」、いい感じにKissだった(1/6 ページ)
初代「EOS R」が誕生して5年目。やっとEOS RのKiss版が出たのである。でもそれはKissじゃないのだった。
1993年に初代EOS Kissが誕生して以来、フィルム一眼レフ、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼と進化し続けたエントリー一眼の代名詞だったKissは記念すべき30周年の今年、とうとうその名がなくなるのである。見た目も操作感も完全にEOS KissなのにKissの名が付かない、EOS Kissの正統的後継モデルなのにKissの名が付かない、「EOS R50」の誕生である。
びっくりだけど、分からないでもない。
EOS Mシリーズのエントリーモデルに「EOS Kiss M」と名づけた上にEOS Kiss Rまで登場すると異なるマウントの製品が似た名前で並んで紛らわしいのもあるだろうし、Kissの名は日本独自のもので、グローバル展開を考えて製品名をそろえたというのもあるだろう。Kissの名を見直すにはマウントが変わる今、ちょうどいいタイミングだった。
そして、日本でいうEOS Kiss Mの海外での名称は「EOS M50」であるから、EOS KissのR版が「EOS R50」なのはすごく納得できるのだ。
Kissというインパクトのあるシリーズ名を忘れるのは難しいけど(何しろ、エントリー向けデジタル一眼の象徴としてその名は使いやすかったのだ)、いつまでもKissKiss言ってるわけにもいかないのだろう。
なお、今回は発売前の最終バージョンではない機材を試用しているのでご了承ください。作例も縦横半分のサイズになっております。
シーンインテリジェントオートと自動被写体検出の相性が良すぎ
Kissの名が付かないEOS R50はどのくらいKissを受け継いだのか。そりゃもう、かなりいい感じに継承したのである。
ついEOS Kiss Rと言いたくなるほど、EOS R50のデザインはEOS Kiss Mに近い。ボディカラーはホワイトとブラックで、R50の象徴となるホワイトモデルはホワイトとグレーの組み合わせがすごく印象的でEOS Kiss Mのホワイトモデルを彷彿とさせるし、径が大きなRFマウントなのにボディは非常にコンパクトでホワイトモデルで質量も約376g(バッテリーとSDカードを含む)とすごく軽い(ブラックモデルはそれより1g軽い)。
しかもレンズキットの標準ズームレンズ「RF-S 18-45 IS STM」はなんと約130gと超軽量なのだ。その分マウント部が金属じゃなかったりするし、F4.5-6.3と開放F値がけっこう暗めだったりするけど、ボディと合わせて約506gである。
小さいけれども、かつてのKissシリーズのデザインを受け継いでいるので、グリップはしっかりしていて握りやすい。
使ってみて思うのは、小型軽量化やコストダウンをしつつ、必要な最新技術はうまく取り入れていること。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
2
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
3
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
6
iPhone 18シリーズ発表、今年はPro・Pro Maxのみ なんと“無印”なし 価格は21万9800円から
-
7
「iPhone Duo」発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から
-
8
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
9
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR