Amazonの「超音波洗浄機」一番人気は“詐欺”? 購入者の「非破壊検査」レビューで話題の商品、実際に分解してみた(4/4 ページ)
開けてみると、非破壊検査の画像を見た時に想像した光景がそのまんま出てきた。すごいぞ非破壊検査。
水槽の真下に当たる場所には、模型などに使うモーターが1つ。その軸には円形の重りが中心からずらした形で2つ取り付けられていて、回転すると筐体そのものが“揺れる”。
なるほど、吸盤で筐体の揺れを押さえ込むと、水面だけそれっぽく振動するという仕掛け。もちろん超音波振動子や工業用グレードのマイクロコントローラチップなど見当たらない。
もっとも、前述のようにパッケージや説明書に「超音波」の文字はなかった。おそらく役に立たない粗悪な商品ではあるものの、メーカーはただの小型洗浄機として販売しているとみられる。つまり問題は、Amazon.co.jpでこの商品を「超音波洗浄機」と偽り、販売している業者だろう。この商品は11日午後5時時点でまだ販売されている。
さらに不可解なのは、非破壊検査の画像がネット上で拡散して低評価レビューが相次いだにも関わらず、この業者や製品がAmazon.co.jpのカスタマーレビューで高評価を維持している点だ。次はその謎を掘り下げてみたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
-
2
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
5
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
6
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
7
Apple、「iPad mini」を大幅刷新 8.5インチOLEDとA20 Pro搭載、防水にも対応 11万9800円から
-
8
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
9
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
10
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR