小寺信良の「プロフェッショナル×DX」
クラウドスイッチャーは放送局に浸透するか ソニー担当者に聞く「新たな一手」(4/4 ページ)
あとは放送局が垣根を超えられるか
リモートプロダクションにおいてソニーが持つ重要なソリューションとしては、2020年に子会社化したノルウェーNevion社の「VideoIPath」がある。遠隔地にあるネットワークリソースをローカルと同じようにオペレーションできるプラットフォームで、Inter BEE 2023の会場ではIPパビリオン内でも使用されていた。
すでにスウェーデンの放送局では、本社にあるMLS-X1の9セットを遠隔地の支社のサブから利用するといった運用もされており、将来的には国を超えてノルウェーとの間でも相互にリソースを共有する構想もある。
MLS-X1やM2L-Xのようなリソースをネットワーク間で共有するということは、機材リソースの節約に見えるが、実際にはオペレーションする人的リソースの共有だ。自局の番組を系列局の放送技術者にオペレーションしてもらうといったことも可能になる。
機材はもうつながった。あとは放送局が、垣根を越えてつながれるかどうかである。
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小寺信良の「プロフェッショナル×DX」
クラウド活用にリモート編集環境と、映像にまつわるプロフェッショナルの分野にDXの波が押し寄せている。プロの現場で何が起こっているのか。最新のITトピックを小寺信良氏が解説する。
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