荻窪圭のデジカメレビュープラス
「動画より静止画を撮りたいんだー」という人に富士フイルム「X-T50」は超オススメかも (7/7 ページ)
ISO感度は最高でISO12800。拡張ISO感度でISO51200まで上げられるが、画素数が多い分高感度に超強いってことはない。
シャッタースピードはメカシャッターで1/4000秒、電子シャッターだと1/180000秒まで上げられる。この辺はX-T5と同じだ。
連写速度は電子シャッターなら秒20コマとX-T5と同じだがメカシャッターだと秒8コマ。こちらはX-T5より遅い。
また、EVFの見え具合や大きさもさすがに上位機には及ばないので、EVF性能を重視する人や本格的な連写撮影をする人は、X-T5かX-H2Sを選ぶべきかな。
そして動画。
ボディの写真を見ても「動画用録画ボタン」はない。撮影モードダイヤルもない。
動画は「DRIVE」メニューの中、一番下にあるのだ。
動画性能自体はX-T5などと同じ画像処理プロセッサを採用していることもあって6.2Kに対応するなど高性能だが、カメラとしては動画より写真メインでデザインされているのだ。
撮影枚数がつい増えてしまうスナップ向きミラーレス一眼だった
正直なところ、このカメラ、めちゃ気に入りました。
何しろ携帯性が高いし、撮影性能は上位モデルをうまく受け継いでいるし、操作系もカメラに慣れてる人にはすごく分かりやすい。メカニカルなダイヤルを回して設定して撮る、という一連の動作は理にかなっていて快適だ。
そしてフィルムシミュレーションダイヤルがあると、その都度考えたり思いつきだったり気まぐれを起こしたりでついカチャカチャと変えちゃうのだ。同じシーンを違うフィルムシミュレーションで撮ってしまうので撮影枚数が増え、その分バッテリーが早く消耗しちゃうほど(なので旅行時などはモバイルバッテリー必須かも)。
難点は電子ダイヤルが軽く、それがISO感度に割り当てられてたりするので気がつくと感度設定が変わってたことがあるくらいか。
動画より写真という人には超お勧めできる。レンズはXF 16-50mmがいい。
コンパクトで気軽に持ち歩けるデジタル一眼が欲しくて、なおかつ動画メインでVlogも積極的に撮りたい人はX-S20を、写真メインの人はX-T50を、だ。
ただ、円安もあいまって日本円での価格が前モデルよりぐんと上がってしまったのでそこはお覚悟を。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
8
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
9
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
-
10
松本デジタル相、24.6万件漏えい可能性について説明 「既知の脆弱性を対応前に悪用」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR