荻窪圭のデジカメレビュープラス
目玉商品不在の「CP+2026」が示した“レトロカメラの再発見”という新たな潮流(4/6 ページ)
「写ルンです」は25年5月に開始された「写ルンです+」というサービスに注目。撮影済の「写ルンです」を発送すると、クラウド経由で現像した写真をアプリで受け取れる。画像サイズは約330万画素なので、十分使えるクオリティだ。
10年前くらいにはかなり落ち込んだが、写真文化を途絶えさせてはいけないと継続していたら、最近になってZ世代を中心に人気が出て復活した、という。現像するまで撮ったものが見られないことや、フィルムならではのざらつきも新鮮なようだ。
もう一つ、ここ数年フィルムの入手が難しいといわれるチェキ。これも、近年になって人気が大復活したシリーズだ
今回の注目は1930年から2020年まで1の90年から好きな時代を選べるジダイヤルエフェクトと、フジカシングル8を彷彿とさせる縦型デザインで話題の「instax mini Evo Cinema」。
小さな縦型のモニターを見ながら、レトロな写真を撮れる(動画も撮れる)。
スマホで撮った写真をチェキプリントできるスマホプリンターも新デザインになった。以前の丸みを帯びた形状から一変したデザインがミソだ。
今、ほとんどの人のメインカメラはスマホ。
スマホカメラが非常に優秀になったので日常の撮影や記録としての撮影はそれで済んでしまう。だからCP+でもスマホ……特にiPhone用の撮影グッズがすごく多い。
そしてスマホに加えて、ちょっと違うカメラが欲しいとなったとき、よりハイクオリティで本格的な撮影体験を求める人はミラーレス一眼を、より楽しくて「エモい」体験を面白いと思った人はトイコンデジや「チェキ」などのインスタントカメラや「写ルンです」をセカンドカメラとして求めるのだと思う。
コンデジや写ルンですやチェキがスマホユーザーに再発見されたという言い方もできるかも。
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