荻窪圭のデジカメレビュープラス
ソニー「α7 V」は「どこがベーシックなんだ」とツッコミたくなるくらいの高性能機だった(1/9 ページ)
カメラをレビューするとき、なにはともあれそのカメラの特徴が伝わる作例を撮ろうと思うわけだが、「α7 V」を手にして困ったのは「え、これ何でも撮れるじゃん」ってことなのだった。
αシリーズって、「α1」が何でも高い次元でこなすフラッグシップ(だけどその分高価)ってのはおいといて、「α9」は超高速系(現行機はグローバルシャッター搭載)、「α7R」は高画素系、「α7C」は小型軽量、無印「α7」はベーシックで基準となるモデル、という位置付けだった。
それが「α7 IV」登場以来、無印α7以外のモデルがみんな大きくレベルアップし、ベーシックモデルのα7が取り残されてしまっていたのである。その取り残された溝を全部埋めた上で全方向にレベルアップしてきたのが今回のα7 Vだ。何でも撮れるの「撮れる」の次元が上がったのである。
新型の部分積層型センサーと新画像処理エンジンパワー炸裂
ハードウェアから見ていきたい。
イメージセンサーは約3300万画素。画素数的にはα7 IVやα7C IIと変わらないが、センサー構造が新しくなり「部分積層型」に進化した。従来の型より信号の読み出し速度が速くなった=AF時の演算量を上げられるのでAFが速く賢くなった&電子シャッター時のローリングシャッター歪みが軽減された。
分かりやすいところで電子シャッター時に高速な被写体を写すと歪んでしまうローリングシャッター歪みがどう変化したか他機種と比べてみたい。αシリーズ3機種に、同じく部分積層型センサーを搭載したZ6 IIIの4つだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
auメールで朝から障害 全国で利用しづらい状況に
-
5
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
6
Apple、M6搭載の14インチ「MacBook Pro」発表 AI性能向上、33万9800円から
-
7
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
8
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
9
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
10
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR