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無料の「Affinity」は“Adobe税”に苦しむデジカメ民を救えるか? 節税にはなるかも(1/3 ページ)
業界では昔から“Adobe税”って言葉がそこかしこで使われていた。前世紀レベルの昔からである。
仕事に不可欠だけど、数年ごとに新バージョンが出てアップグレード料金が必要になるという……それも安くない金額なので個人ユーザーにはつらいよねえ、という嘆き。それが後にサブスク形態になり、よりつらさが増してるのだ。
ちなみにAdobeの「Creative Cloud」はAI関連の機能に制限があるスタンダードプランで月6480円、プロプランで月9080円(いずれも年間プランの月々払い。以降も同様)。ガチの業務ユーザー、それを専業にしてる人はともかく、副業とか趣味で冊子を作ってる、小規模個人ユーザーには厳しい。
今回は「デジカメユーザーにとってどうなの?」って話をするので、そういう人には「フォトプラン」というのがある。こちらは「Lightroom」と「Photoshop」+1TBのクラウドストレージで月2380円。年間で1万円を超える。Lightroomだけなら月1480円で済むので凝った画像の加工をしないならそれでもいい。
金額的には「買い切りだった時代のアップグレード料金」と比べて高いわけじゃないけど(例えばPhotoshop 3.0ユーザーは2万5000円で4.0にアップグレードできた)、買い切り時代は「古いバージョンを使い続ける」ことで追加コストを抑える選択肢もあったからね。しかも、最近徐々に値上がりしててユーザーが頭を抱えてた時期を見計らうかのように無料化したのが「Affinity」である。
何しろ無料だからね。もしこれが本格的に使えるならこっちに行っちゃおうって人がいっぱいいても不思議はない。
Affinityってなに?
そもそもAffinityってどんなアプリか。写真編集とイラストレーションとレイアウトを一つにしたデザイン系統合ソフトだ。
もともとAffinityには「Affinity Photo」「Affinity Desinger」「Affinity Publisher」という3ジャンルのソフトがあった。で、Affinityを手掛けていた英Serifを豪Canvaが買収し、なんと全部を一つのアプリにまとめたうえに無料公開したのである。CanvaのウリであるAI機能も使えるようにして。
話題になるはずだ。
生成AI関連の機能を使うにはサブスク登録が必要だけど、年間で8300円なのでそれでも安いし、Canvaに慣れた人にとっては、Canvaからのステップアップにもよいデザイン系統合ソフトなのである。
では、デジカメユーザーにとってはどう? というのが、今回のお題。
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