話題の「吉本ばななさんのnote」は、500円じゃなくて700円? 200円差のワケ
ITmedia NEWS Weekly AccessTop10
ITmedia NEWSにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia NEWS Weekly Top10」。今回は2026年05月30日から06月05日までの7日間について集計し、まとめた。
先週はアクセスランキング2位に、「GitHub Copilot」の新料金……実質値上げの記事が入った。AIツールの「最初は安くて便利、浸透したら値上げ」というパターン、そろそろ見慣れてきた感じだ。
ランキングの内容とは関係ないが、先週末から、ネットで大きな話題になっている記事がある。作家の吉本ばななさんが6月4日にnoteに投稿したエッセイ「クラウディクラウドファンディング」だ。
家族の確執をつづった約2万字の文章に、「赤裸々すぎる」「同じ“毒親育ち”として救われた」「単純に、不快だった」など、さまざまな反響があふれている。
500円だと聞いたので、読んでみようとnoteアプリを開いた。価格は「500ポイント」だ。だが、いざ買おうとすると、決済額が「700円」と表示される。
え、200円高い。
買えなくはない。だが筆者はもともと吉本さんファンではなく、興味本位だったので、「500円ならギリ出せる」と思っていた。500円玉を握りしめたつもりで開いた画面に「700円」。差がデカい。700円なら文字数5倍の文庫本を1冊買えてしまう。
……画面を閉じた。
2日後。noteの話題は大きくなるばかり。気になって読みたくなるし、みんな「500円だ」と言っている。しかしアプリを何度見ても「700円」と書いてある。よく分からず、Xでつぶやいてみた。
「吉本ばななさんのnote、みんな500円だって言ってるけど、700円じゃない??(震え声」
リプライで教えてもらった。「Webブラウザ経由なら500円です」。
そうだったのか……。
無事、Chromeブラウザからカード決済で500円で購入し、何度か読んで、読者の心がいかに揺れ動いたかを追体験できた。
アプリ経由のポイント課金は、いわゆる“Apple税”“Google税”(最大30%のプラットフォーム手数料)が上乗せされる。コンテンツ販売事業者は、この“税”により実入りが減るのを避けるため、アプリ経由の販売時に、課金額に上乗せしているケースが多い。
Kindleアプリがアプリ内で本を買えない仕様にしているのも同じ理由だし、この手数料を嫌い、Epic Gamesの「フォートナイト」がApp StoreやGoogle Playから一時、姿を消していた。
というわけで、noteの有料記事はブラウザで開いて買うのがオススメだ。noteだけでなく、Webで課金システムを整備しているサービスは、先にWeb版で料金を確かめた方がお得に楽しめるケースが多そうだ。
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