Oracle、BPM強化へ新興Collaxa買収を検討
情報筋によると、米Oracleはソフトウェア新興企業Collaxaの買収を計画している。Oracle Application Server 10gにCollaxaのビジネスプロセス自動化支援技術を追加して、アプリケーションサーバのビジネスプロセス管理(BPM)機能強化を図る考えのようだ。
IBM、BEAなど、大手のミドルウェアベンダーの多くは、自社のアプリケーションサーバにBPM機能を追加済み。この市場にはほかにも、Action Technologies、Intalioなどの専門企業がいる。
Collaxaは、Netscape CommunicationsやNetDynamicsの出身者などが2000年に設立した会社で、Oracleと同じくカリフォルニア州レッドウッド・ショアーズに本社を置いている。
Oracleは、「噂や観測」にはコメントしない方針だとし、買収計画を否定も肯定もしていない。CollaxaのCEOにも6月14日、電子メールで取材を求めたが、返答はない。2週間前には、Collaxa CEOはOracleへの身売りを否定していた。
しかし、この取引に詳しい二つの情報筋が今週、OracleはCollaxa買収に向けた最終段階にあり、サンフランシスコで28日開幕のSun Microsystems主催のJavaONEカンファレンスで発表する計画だと伝えた。「これによって(Oracleの)ビジネスプロセス管理能力は大幅に改善するだろう」と情報筋の一方は語っている。
Collaxaの主力製品は「BPEL Server」。Microsoft、IBM、SAP、BEAなどが支持し、主にWebサービスアプリケーション利用企業が使っているBusiness Process Execution Language(BPEL)に対応している。
Oracleは既に、自社のアプリケーションサーバに多少のBPM機能を加えているが、「機能の構築はゆっくりしたペースだった。買収によってこれを迅速化しようと考えたのだろう」とCorrent Analysisのアナリスト、ショーン・ウィレット氏。
Collaxaの製品には、ランタイムサーバ、ビジュアルモデリング/管理ツールが含まれる。BPEL 1.1のほか、WS-Addressing、WS-Transaction、WS-ReliableMessagingなどのWebサービス標準をサポートしている。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
アンケート結果をダウンロードしたら他社の従業員情報が…… ベネフィット・ワン、1万3460人分漏えい
-
2
免許証の悪用防ぐ届出集中、CIC・JICCで手続き遅延 タイムズカー情報流出直後に
-
3
ドラッグ&ドロップ操作ミスで……TOPPAN、損保ジャパン契約者17万人分のデータを他社に誤送付
-
4
ドコモ、料金の支払い遅れで385円の手数料 27年2月請求分から
-
5
「写真で一言 ボケて」きょう午後8時にサービス終了 18年・1億超のボケに幕
-
6
タイムズカー、退会者の免許証画像も「7年」保存していた理由 パーク24に聞いた
-
7
楽天モバイルのauローミング縮小 マップ公開、ほぼ半減エリアも……さらに「順次縮小」へ
-
8
Googleの「謎キーボード」に今年も新作 “ベルトコンベヤー”でキーが流れてくる「くるくるバージョン」
-
9
Google、「Gemini 4 Pro」ではなく「Gemini 4 Argon」発表 まずはサイバー防御組織に限定提供、出力上限は100万トークンに
-
10
セイコーマート、会員のほぼ半数に当たる情報漏えい 約57万人分
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR