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AMD、赤字転落

» 2007年01月24日 08時36分 公開
[ITmedia]

 米AMDが1月23日発表した第4四半期(10〜12月期)の決算は、売上高は17億7300万ドルとなった。このうち、ATI事業を除く売上高は13億7400万ドルで、前年同期の13億5100万ドルに比べ、2%増にとどまった。

 また最終損益は、5億7400万ドル(1株当たり1.08ドル)の赤字に転落。ATI買収関連費用が5億5000万ドル、ストックオプション関連費用が2700万ドル含まれているという。前年同期のAMDの純利益は9600万ドルだった。

 マイクロプロセッサの出荷台数は、前年同期比26%増で過去最高を記録。またモバイルプロセッサも、出荷台数は同76%増、売上高は85%増で、いずれも過去最高を記録している。一方、AMD全体での粗利益率は36%で、前年同期の57%、第3四半期の51%から下落。AMDでは、「平均販売単価(ASP)の大幅な下落と、ATI事業の統合によるもの」と説明している。

 通年の売上高は56億4900万ドル。ATI事業を除くと52億5100万ドルで、前年比33%増となった。

 1〜3月の業績予想は、売上高を16億〜17億ドルと見込んでいる。

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