音声認識のNuance、Samsungに身売り交渉中との報道
米AppleのSiriにも技術を提供している音声技術の米Nuance Communicationsが、韓国Samsung Electronicsと買収交渉中であると、米Wall Street Journalが6月16日(現地時間)、この件に詳しい筋の話として報じた。
Wall Street Journalによると、NuanceはSamsungだけでなく、複数の投資会社と交渉中だが、これらの交渉が成立するかどうかは不明という。
Nuanceは1992年創業のマサチューセッツ州バーリントンに拠点を置く公開企業。モバイル端末や車載システム向けの音声認識技術「Dragon」シリーズやOCR技術、モバイル向け入力システム「Swype」などを手掛けている。Samsungにはスマートフォンやスマートウォッチだけでなくスマートテレビなど家電向けの音声認識技術も提供している。CES 2014では、モバイル向けシステム「Dragon Mobile Assistant」のウェアラブルへの最適化について発表した。
同社の顧客には、Samsungの他、ZTE、LG Electronics、トヨタ、BMW、Audi、Mercedes、Microsoft、Intel、Oracle、AT&T、eBay、任天堂、パナソニック、キヤノン、富士ゼロックス、リコー、Xerox、コニカミノルタ、ヘルスケア関連企業などが名を連ねる。
AppleのSiriについては、Nuanceのポール・リッチ会長兼CEOが昨年のD Conferenceで、音声認識技術を提供していることを認めた。
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