米Twitterは7月21日(現地時間)、いわゆるQAnon関連の投稿をしているアカウントを永久に停止すると発表した。QAnonとは、極右の陰謀論を様々なプラットフォームで展開する匿名の集団を指す。主にドナルド・トランプ政権を支持し、政府高官や俳優などが人身売買に関わっているなどの根拠のないうわさ(「ピザゲート」と呼ばれる)を拡散させている。
Twitterは公式アカウントで「(QAnon関連の)これらのトピックについてツイートしているアカウントについては、永久に停止する」とツイートし、アカウントが様々なTwitterルールに違反していると説明した。
また、トレンドやおすすめでQAnon関連コンテンツの提供をやめ、検索結果にも表示されないようにする。さらに、QAnon関連のURLがTwitter上で共有されないようにするという。
Twitterは米NBCに対し、この数週間で、ポリシーに違反した7000件以上のQAnon関連アカウントを停止したと語った。この取り組みで、約15万件のアカウントが影響を受けるという。
Facebookのヘイトスピーチ対策が不十分として大手広告主が多数ボイコット
「新型コロナに関する誤情報、見たことある」7割、ソースはTwitterやまとめサイト 総務省がネットユーザーに調査
Twitter、中国、ロシア、トルコの国家支援の情報操作アカウントを3万件以上停止
新型コロナと5Gを関連付ける陰謀論で英国で複数の基地局アンテナへの放火が発生Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR