スマホゲー「プロセカ」、マナーガイドラインを発表 「まるで道徳の授業」「公式がこれを出すとは」など反響

[松浦立樹，ITmedia]

　セガは4月5日、スマートフォン向けゲームアプリ「プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク」（iOS／Android）のマナーガイドラインを発表した。公開経緯について説明はなく、公式は「幅広いプレイヤーの方々にとって居心地よく楽しめる環境を維持し続けるために、ご理解・ご協力をお願い申し上げます」としている。

マナーガイドラインを作成

　公開したガイドラインは「他人を否定する言葉を使うのは避けましょう」や「誰かの好きを否定せず、お互いの好きを受け止められるようにしましょう」などの6項目で構成。「課金をしていない方に対して『課金できないならゲームするな』などの発言」は避けるなど、マナーに反する行動の具体的な例も掲載している。

「他人を否定する言葉を使うのは避けましょう」の項目

　ガイドラインは、未公開情報のリークに関しても言及。不正に抜き取ったデータであるため、その取得およびSNS上などでの拡散行為は止めるように促している。

未公開情報のリークについての項目

　ガイドラインを読んだユーザーからは「公式がこれ出すって…」や「まるで道徳の授業」「小学生でも分かる事をわざわざ公式がまとめてくれてるのがやばい」「プロセカだけの話じゃない」などの反応があり、プレイヤーの姿勢を問う意見が多く見られた。

　「プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク」は、セガとサイバーエージェントグループのColorful Paletteが共同開発するスマートフォン用リズム＆アドベンチャーゲーム。2020年9月にサービスを開始し、ユーザー数は500万人超（21年7月時点）。現在は世界約130の国や地域に展開している。